2024.05.19更新
出世する人、すなわち偉くなる人にはオーラがあるという。独特な雰囲気をもっているのだ。そこに出世する人の特徴が詰まっている。
1.「場を仕切る」存在感
存在感のある人にはオーラが漂っている。
会議でも懇親会の席でも感じる存在感である。
それは、その人がその場にいるだけで感じるものだ。
たとえて言えば、場を仕切っているような存在感だ。
この存在感はどこから来るのだろうか?
その人がたえず、その場、その場で、中心的役割を務めてきたからだ。
そのことが積み重なり、存在感につながったのだ。
だから、このオーラは一朝一夕には築けない。
どんな場でも、中心的役割を務めていくことが必要なのだ。
参考記事
2.「張り」
「張り」はみずみずしく力強いことであり、生気があるということだ。
私たちは、出世する人の「張り」、すなわち、にじみ出る生気にオーラを感じているのではないだろうか?
出世する人の「張り」には2つの要素が存在する。
一つは、体からにじみ出ている「張り」だ。
顔、髪などから来る「張り」ということだ。
もう一つは、身につける物、持ち物の「張り」だ。くたびれたものはないという「張り」である。
つまり、共に生気が宿っているということだ。
ここで、出世の原点に立ち返ってみよう。
会社は、生気を感じない人に、重要なポストを任すことはないということだ。
その人に「張り」があるから、重要なポストを任せようと思う。
それが出世だ。
この原点は忘れがちになるので、注意したいところだ。
参考記事
3.独特な表現力
出世する人の体と言葉が一体となって、オーラを感じていないだろうか?
出世する人の表現は、いくら話し方、伝え方の本を読んでも出てこない。
独特な表現力をもっている。
自分たちとまったく違う表現力をもっていることに驚き、オーラを感じてしまうのだ。
しかし、出世する人の表現力は後天的なものだ。
部署間の打ち合わせや調整、コミュニケーションを重ねた結果、身につけたものだ。
その証拠に、出世する人の表現は似ている。
出世する人同士で、表現力を磨いているのだ。
参考記事
4.調整する姿
出世する人の打ち合わせする姿をよく見かけないだろうか?
出世する人は、部署間の調整に長けているのだ。
「そんな調整は自分にはとてもできない」と思うから、それができる出世する人にオーラを感じてしまう。
しかし、この調整力も後天的なものだ。
調整し合う人同士の人的関係によるところが大きい。
ここでの調整力は、もっぱら社内の調整力だ。
ここに出世のカラクリがある。
参考記事
5.「出世する人」になるには
出世する人のオーラを見てきたが、言えることはないだろうか?
出世するには、「できる社員」「優秀な社員」になるだけでは不十分ということだ。
存在感や張り、表現内容や調整する姿など、
人が感じる要素で決まることが多いということである。
ここで見てきたどの要素も後天的のものだ。
ただ、積み重ねが必要なものでもある。
ということは、これらのことを意識し、積み重ねていけば、出世する人になれるということだ。
いままで、出世は「できる社員」「優秀な社員」なら得られるものと考えられてきた。
「できる社員」「優秀な社員」になることは大事だが、それだけでは得られないのが出世なのだ。
綾小路 亜也
関連記事:偉くなる人の雰囲気は?
出世は「構え方」で決まります
◆新百合ヶ丘総合研究所の出世四部作
こっそり読まれ続けています
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!
スマホで読む方法
出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ
※「出世しぐさ」は商標登録されました。
エリートの弱点を突く!
エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術
新しい出世術
コロナ後の「たった一つの出世の掟」
◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ
印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方
◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご欄ください)
https://shinyuri-souken.com/?p=28756
◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933