2025.06.23更新
ビジネスチャンスをものにするなら、相手に出す文書に役職印を押して、会社全体で立ち向かっている姿を見せることです。
役職印が押してある書類は、支店長や部長、代表者がお願いしていることになるからです。
「役職印」は代表取締役之印、〇〇支店長之印、〇〇部長之印などと役職が入っているハンコです。
外枠に会社名、内枠に役職名が彫られています。
形から、丸印とも呼ばれています。
しかし、会社の規模が大きくなると、この「役職印」はよほど改まった書類でないと使いません。
たいてい、社外に出す企画書や報告書には、社名、部署名、役職を記載したあと、記名し、社員の認印を押しています。
しかし、ビジネスチャンスをつかむには、相手に出す文書に社員個人の押印では弱いです。
角印を使う手もありますが、角印でも弱いです。
ビジネスチャンスを迎えた時、角印だけでは弱い
そんなときは、迷わず、役職印を使ってください。
役職印が押されていないと、相手はあなたのことを信用していても、心の中では、「この件、上の人は知っているだろうか?」と不安に思っています。
これでは、相手も決断できません。
そこで、めったに使わない役職印を押して、会社全体で立ち向かっている姿を見せることのです。
相手の反応は明らかに異なるはずです。
しかし、残念ながら、ビジネスマンやビジネスウーマンは役職印を押したがりません。
上の人に話すのが嫌であり、面倒だからです。
上の人に役職員をもらう
どのビジネス書にも、どのビジネス関係の記事にも「できる人」が登場します。
「できる人」のマインドや行動が書かれています。
しかし、私たちは、この「できる人」について、ちょっと誤解をしています。
「できる人」は、シチュエーションごとに「具体的行動」がとれる人なのです。
たとえば、ビジネスチャンスを迎えたとき、役職印を押せる人が「できる人」です。
ビジネスチャンスが到来したとき、相手が望んでいるものをよく考える、相手の心を打つプレゼンを行う、接待を行う、と考えがちですが、それでは、なかなか成果が出ません。
時間も費用もかかります。
そんなとき、パッと「役職印を押す!」と考える人が「できる人」なのです。
書類に役職印が押されていると、相手も上の人に持っていきやすくなります。
会社上部に書類が上がるから、ビジネスチャンスをものにできるのです。
綾小路 亜也
『印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方』
役職印を使うと、ビジネスチャンスをものにできる より
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ビジネスマンのハンコの押し方・持ち方
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