2024.10.21更新
「泣くな怒るな こらえてすてろ」は演歌『出世街道』のなかの一節だ。
画像はAmazonミュージックからお借りしました。
『出世街道』は昭和37年畠山みどりが歌い、昭和39年の東京オリンピックの女子バレーボールで金メダルを獲得した「東洋の魔女」たちの愛唱歌だったという。
彼女らの支えだったのだ。
その後、この曲は多くの人に歌い続けられてきた。
藤圭子も、氷川きよしも歌っている。
石原詢子、市川由紀乃、森山愛子も歌っている。
それらはYouTubeで聴くことができる。
なぜ、『出世街道』という歌があるかを知ったかには、次の経緯がある。
ある地方都市に行ったときだった。
「出世街道」という暖簾がかかった店が目に入った。
しばし暖簾を見つめていたが、体は自然に店に吸い込まれた。
なぜ「出世街道」という名前を付けたのだろうか?
昔は「出世街道」という言葉はよく使われたが、今はあまり使われていない。
その後、ネットで「出世街道」と検索したところ、思いがけない事実がわかった。
この店の名前の由来もわかったような気がした。
「出世街道」という演歌があるのだ。
(作詞星野哲郎 作曲市川昭介)
この曲のエンディング部分の「泣くな怒るな こらえてすてろ 明日も嵐が待ってるものを」という歌詞が、なぜか胸にしみる。
サラリーマンなら、誰しもこの部分がしみるはずだ。
私も泣きたいときがあった。怒りに襲われたときもあった。みなさんもそんな思いを経験している。
そして、これからもきっとつらいときを味わうのだ。
そんなとき、「泣くな怒るな こらえてすてろ」という気持ちこそ大事なのだ。
(参考)『出世街道』の聴き方
YouTubeで検索すれば数多く出てきます。
私は「歌ネット」から入りました。
https://www.uta-net.com/movie/43592/
ここで右側の「出世街道関連動画」を選択すれば、歌詞を見ながら聞くことができます。
畠山みどりの昭和57年放映分では、最後の歌詞の部分が入っていませんが、他では入っていますので、ぜひこの曲のエンディング部分を聞いてください。
市川由紀乃さんの『出世街道』がおすすめです。
藤圭子さんの『出世街道』は迫力満点です。
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