2024.10.26更新
前の人が引くキャリーバッグにつまずきそうになったことありませんか? 引く音が気になったことないですか。
キャリーバッグのマナーは、混雑時に後ろに引かないこと、人の迷惑となる音を立てないことです。
まず、「引く」ことがもたらす注意点についてです。
それは、キャリーバッグを「引く」には、後ろにスペースが必要なことから発生しています。
それゆえ、混雑時にキャリーバッグを後ろに引く人がいると、続く人はそのスペース分、距離を空けなければならなくなります。
急いでいても、なかなか先に進めないのです。
問題は、前の人のキャリーバッグが見えなかったときです。
混雑時は、人の背中を見て歩くからです。
その結果、つまずいてしまうのです。
たいへん危険です。
引くという動作は、後ろにスペースを必要とする
そんな危険を防ぐには、
キャリーバッグを常に「引く」と考えのではなく、
ときには、自分の体の横か前、手に持つという動作を考えることも必要なのです。
手に持つのがたいへんな場合は、通路の隅を歩いたり、エレベーターを使用することも考えたいところです。
次は、音についてです。
よく、けたたましい音を立てながら、平然とキャリーバッグを引く人を見かけますが、音の迷惑も考える必要があります。
キャリーバッグを引く場所は駅や空港構内とは限りません。
オフィス内や公共施設、屋外で使用することもあります。
石畳の上では必然的にキャスターの音が大きくなります。
キャリーバッグを引く際、ちょっと床を確認するのです。
キャスターの音が大きくなりそうなとき、あるいは大きくなったときは、ゆっくり引くか、場合によっては手に持つということも考えたいところです。
こんな場所では、キャスターの音が大きくなります
マナーはいつも利便性と関係しています。
キャリーバッグは「引ける」ため、非常に便利ですが、
利用するにあたり、「人にどのような影響を与えているか」も考える必要があるのです。
マナーの原点は人のことを考えることであり、それは人への「思いやり」です。
綾小路 亜也
(参考)
東京メトロとエースが連携して作成したポスターです(2019年)
③歩行中のイラストを見てください。
引く人とキャリーバッグが離れていると、後ろの人がつまずきやすいのです。
「身体に近づけてご使用ください」と書かれています。
画像は東京メトロ ホームページからお借りしました。
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