「御用聞き営業」は本当に悪いのか? ー そこに営業の本質が

2023.01.14更新

 

よく「御用聞き営業をしてはいけない」と言われる。

それは「待ちの営業」だからだ。

しかし考えてもらいたい。

「御用聞き」という言葉はニュアンスが悪いが、仕事を受注し、納品するということだ。

そこには、依頼を的確に受け、依頼どおりに納品するという営業の本質がある。

 

「御用聞き」を疎かにする人は成果が出ない。

 

 

そもそも、「御用聞き」って何だろう?

 

「御用聞き」は、「米屋、酒屋などが得意先の注文を聞いて回ること」と言われている。(日本大百科全書参照)

 

いまは、なかなか目にすることがなくなったが、かつて「御用聞き」と呼ばれた人は家々を回り注文をとり、配達もしていた。

米屋さん、酒屋さんだけでなく、さかな屋さんも回っていた。

 

いまの言葉で言えば、得意先を回るルート営業をしていたことになる。

 

つまり、仕事を受注し、納品していたのだ。

 

企業で働く営業社員はほとんど得意先を回るルート営業をしているから、「御用聞き」となんら変わるところはない。

 

 

「御用聞き」にはビジネスに不可欠な要素が含まれている。

 

依頼を的確に受け、依頼どおりに納品するということだ。

 

一見、簡単そうに思えるが、このことはなかなか難しい。

 

相手の要望を正確に把握しなければならないし、要望に合致しているか確認し、期日までに応えなければならないからだ。

 

 

どうだろう? まさに営業の原点と言えるのではないだろうか。

 

じつは、得意先とのトラブルのほとんどは、要望を正確に把握できなかったこと、要望に合致しているか確認しなかったこと、期日までに納品しなかったことによって発生している。

 

もし、あなたがトラブルを耳にしたならば、トラブルの原因はいま述べた3つのどれかに当てはまっているはずだ。

 

この3つができていないと、得意先は新たな仕事を頼むのに躊躇する。

自分の身に跳ね返ってくるからだ。

 

だが、3つの要素ができていると、再び依頼したいと思う。

リピートだ。

 

優秀な営業マンは、要望を正確に把握し、要望に合致しているか確認し、期日までに納品できる人なのだ。

そんな営業マンは信頼される。

相手は信頼しているからその営業マンの話に耳を貸す。

その結果、他の商品も買ってみる。その人が持ちかけた企画にも乗ってみる。

これを売る側から見れば、多種目販売、提案営業ということになる。

 

すなわち、提案営業は「御用聞き営業」の対極にあるのではなく、延長線上にある。

「御用聞き」⇒ リピート ⇒ 多種目販売 ⇒ 提案営業

というプロセスをたどるのだ

「御用聞き」をシッカリ成し遂げた人だけが歩む道である。

 

 

だから、あなたが「御用聞き」しかできない自分を不甲斐なく思う必要などない。

全力で、シッカリ「御用聞き」を成し遂げることだ。

そうすると、自然に、リピート ⇒ 多種目販売 ⇒ 提案営業 の軌跡を歩むので、心配はいらない。

 

 

「御用聞き」を低く見る人は、結局、相手の要望に応えられない。

また、「御用聞きはいけない」と言う人は、営業の本質を知らない。

きっと、自分だけで営業は得意と思い込んでいる人だ。

 

ビジネスの進展は、信頼の先にある。

だから、最初から「提案営業」には行き着かない。

「御用聞き営業」をマスターして、はじめて「提案営業」ができるのだ。

 

 

 

 

関連記事① 営業に行き詰まった人は「御用聞き営業」の精神を忘れています

営業に行き詰まったら、「御用聞き営業」の精神に帰る

 

 

関連記事② 営業女子向けの記事です

輝く営業女子は、「御用聞き営業」を大事にする

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所の出世を現実につかむ本

 

こっそり読まれ続けています
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

本の目次

 

スマホで読む方法

 

 

出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ

「出世しぐさ」のすすめ

本の目次

 

「出世しぐさ」は商標登録されました。

 

 

エリート社員への対抗策!
エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術


本の目次

 

 

ポストをつかむ!
コロナ後の「たった一つの出世の掟」

本の目次

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ

 

情報セキュリティ時代のビジネスマナー

 

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

 

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

 

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

 

 

◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご覧ください)

https://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933