会議で見られているのは、テーブルの下の足

会議といえば、折りたたみテーブルを、ロの字などに設営することが多いはずだ。
折りたたみテーブルをつかっての会議は、出席者の足が丸見えだということに注意する必要がある。

 

普段はあまり気にすることがないテーブルの下の足だが、ひとたび意識すると、目につくようになる。不思議なものだ。
特に自分が会議主催者側に回ったときは、出席者の折りたたみテーブルの足が気になって仕方がなくなる。

 

みなさんも実感していると思うが、会議が長くなると、足を揃えたままでいられなくなる。膝の間隔も自然にあいていく。
また、さすがに足を組む人は見かけないが、各自、足を交差させたり、片方の足を前に出したり、自分にとって楽な方法をとり出す。
私の場合は左足の甲に右足を重ねるようになる。すなわち、若干、足の先が交差するようになるのだ。これが、私にとって楽だからであり、長年のクセになっている。

 

ところが、私はこのことで、上司から注意を受けたことがあるのだ。
その会議はトップが出席した会議だったが、私はトップの話を真剣に聞いていた。足を組んでいたわけではないし、貧乏ゆすりをしたわけでもない。それなのに注意されたのだ。
「たかが足の先を交差させただけなのに……」と私は強く反発した。

 

しかし、事実を言えば、トップが話し始めたときは足を揃えていた。話が長くなってきたので、いつものように足の先を交差させたのだ。

 

私はそれから会議があるたびに、折りたたみテーブルの下の出席者の足が気になるようになった。
特に自分が会議主催者になったときは、自ずと出席者の足に目がいった。
その結果、わかったことがある。
見たままの感想を言えば、両足の膝の間隔が空いていると、なにか締まりがなく見えるのだ。もっと言うと、だらしなく見える。
この現象は、膝が緩んでいるという表現がピッタリかもしれない。
膝が緩んでいることで、気も緩んでいるのではないかと、いままで考えたことがないも頭に浮かんだ。
私がしていたように、足を交差させたり、片方の足を前に出したりする人に対しても、「ちゃんと話を聞いているのか」とも思った。

 

私は、上司から注意された意味がわかったのだ。
上司はきっと「君の姿勢は緩んで見え、それでは、とてもトップの話を真剣に聞いているとは思えないぞ!」と言いたかったに違いない。

 

 

私は、この点について、ビジネスマナーの本や記事にはどのように記載されているか知りたくなった。
しかし、私が見た限り、足を組むことの是非については記載されているものの、この点に言及した本や記事は見当たらなかった。

 

だが、妙に納得したのである。
多くのビジネスパーソンは、ビジネスマナーをビジネスでのマナーと解釈している。それはもちろん正しいのだが、ビジネスマナーとマナーはどう違うのかという疑問を心の底で持っている。
つまり、ビジネスパーソンは、一般のマナーの延長線上とは異なる、ビジネスのシーンごとに、どんなところがポイントなのかを知りたいのである。

 

じつは、そのことをいちばん知っているのは、ビジネスパーソン自身である。
私の体験談のように、ビジネスパーソンは実際のビジネスの場で、上司から注意されることもあれば、人を見て気づくこともある。
言ってみれば、ビジネスマナーの適否を、日々、体験しているからだ。

 

 

私の体験談をビジネスパーソンの視点で考えると、どのようになるのだろうか?

・会議中リラックスすることは必要だが、両膝の緩みは、会議主催者など人の目につきやすいので、注意しなければならないということである。

・また、足を交差させたり、片方の足を出したりするとこも、人から見てだらしないと思われないか、度を越していないか、自分でチェックすることも必要だということだ。

・会議にはポイントとなる場面があるが、そんな場面では、自分の気を引き締める意味でも、足を揃えるという動作も取り入れたほうがいい。

ということだと思う。

 

 

ロの字での会議では、特にテーブルの下の足が見られやすい

 

 

 

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