名刺交換のマナー:同時交換してよいケースと、いけないケース

2022.09.12更新

 

名刺交換は、同時交換が主流になりつつあります。

 

しかし、「同時交換ありき」と思い込んでいると、思わぬ落とし穴にはまります。

 

同時交換してよいケースと、同時交換してはいけないケースを中心に、名刺交換のマナーを考えていきましょう。

 

 

 

同時交換してよいケース


・複数の会社が集まって、ミーティングや会議を開催する場合


こんなケースでは、出席するメンバーがどのような人か、事前にわかっています。

出席者も多人数になることから、名刺を受け取ってから、渡していては、時間がかかります。

スムーズに名刺交換を行うことがマナーになります。そのためには同時交換が適しています。

 


・訪問者がどのような人か事前にわかるケース


たとえば、取引先の担当者が新任挨拶で訪問するケースや、同じ会社の人を紹介する場合です。

日頃お世話になっていることに感謝し、これからもお世話になることを考えて、名刺交換を行いたいところです。

相手も同様のはずです。

こんなケースでは、双方とも「よろしく」という意味があるので、同時交換が適しています。

仮に相手が協力会社の人であっても、対等に名刺交換を行うことがマナーです。

 


・出席者に共通点があるパーティー


出席者同士が、同一団体やグループに属するなど、素性がわかっているケースです。


このようなケースでは、親睦の意味を込め名刺交換するので、同時交換が適しています。

多くの人と名刺交換を行っても、いただいた一枚一枚の名刺を大事に扱うことがマナーです。

 

 

 

もうおわかりですよね。

名刺の同時交換は、取引先同士の名刺交換など、互いに素性がわかっている場合に成り立っているのです。

 


同時交換のメリットは、互いに名刺を差し出すことから、
時間をかけずに名刺交換を完了できること、互いに「よろしく」といったニュアンスがあるので、対等感や親近感が生まれることです。

 

同時交換してはいけないケース


・取引先の上役と名刺交換するケース

 

取引先の上役には、まず、自分がどういう人間か知ってもらわなければなりません。


そのためには、自分の名刺を差し出し、取引先の上役に確認してもらうことが必要であり、それがマナーです。


こんなケースでは、同時交換ありきと考えないことです。


・取引先以外の人が訪問してきたケース


こんなケースでは、相手がどのような人かわかりません。


相手が差し出した名刺を見て、どのような人か判断することが必要です


自分の名刺を渡すか否かは、その後に、決める
ことです。


このようなケースでは、同時交換してはいけないのです。


同時交換ありきと考えると、思わぬ落とし穴にはまります。

 


名刺交換は、自分の名刺を差し出し、相手に確認してもらう、あるいは相手が差し出した名刺を確認するといった動作が基本なのです。

けっして、同時交換ありきと考えないことです。

 


・名刺を渡さない、もらわないという選択肢もある


ビジネスマナーの本に書かれていることは、取引先同士の名刺交換のシーンです。


交換することを前提にしているから、同時交換例が紹介されているのです。



しかし、名刺交換するか否かは、当事者の自由な意思によるものです。


この原点は忘れないでください。

 

 

実際に、ビジネスの場では「お役に立ちそうもありませんので」などと言い、訪問者が差し出した名刺を受けとらないことがあります。

こんなときは丁寧にお断りするのがマナーです。

 

安易に自分の名刺を渡すと、その後どのように利用されるかわかりません。

回収するのもたいへんです。

初対面の人との名刺交換は細心の注意が必要です。

 

 

名刺の同時交換は親しい取引先などとはやっていただきたいと思います。

しかし、名刺交換の趣旨を考えると、基本は同時交換ではないことは頭にとどめておいてください。

 

 

 

名刺交換は、自分が名乗り、どのような人間かを示すことに意味があります。

 

 

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