ビジネスマナーが情報漏えいを防ぐ!

情報セキュリティ時代のビジネスマナー

はじめに
ビジネスマナーが情報漏えいを防ぐ! から

 

ビジネスマナーは顧客から信頼を勝ち取る強力なツールである。
しかし、いま信頼には大前提がある。情報セキュリティ対策が適切に行われているかということだ。

 

それゆえ取引先を訪問すれば、「個人情報の管理、大丈夫ですか」などと念を押される。
ビジネスでの関心は、ビジネスマナーから情報セキュリティに完全に移った感がある。

 

だが、情報セキュリティ時代だからこそ、ビジネスマナーなのである。
顧客視点に立ったビジネスマナーを実行すれば、情報漏えいを防げる。

 

ビジネスマナーが情報漏えい防止に寄与する理由

 

1.情報漏えいの原因

 

情報漏えいというとインターネットを介したサイバー攻撃などをイメージするが、
じつは、情報漏えいの原因は、「紛失・置忘れ」「誤操作」「管理ミス」が6割を占める(注1)

 

「紛失・置忘れ」は電車や飲食店などの外部の場所で、パソコンや書類を紛失してしまった、置忘れてしまったというケースである。

 

「誤操作」はあて先間違いにより、メール、FAX、郵便を誤送信してしまったというケースであり、

 

「管理ミス」は引っ越しなどで個人情報の行方がわからなくなったり、個人情報の受け渡し確認が不十分で、受け取ったはずの個人情報を紛失してしまったケースである。(注2)

 

(注1)日本ネットワークセキュリティ協会 「2018年情報セキュリティインシデントに関する調査結果(速報版)」および「2017年(速報版)」「2016年調査結果」より

 

(注2)日本ネットワークセキュリティ協会 漏えい原因の定義より

 

 

つまり、情報漏えいの多くは日常業務のなかでで発生している
また、情報漏えいの多くは人の手によるエラー、すなわちヒューマンエラーによって起きている。

 

 

2.情報漏えいはビジネスマナーが不完全なときに起きている

 

情報漏えいの原因を、ビジネスマナーの視点である相手の視点、すなわち顧客から見るとどう映るだろうか?

 

まさか、重要な情報が入ったビジネスバッグを電車の網棚に置いたり、よく確認もせずに電子メールやFAXを送信したり、渡したはずの書類の行方があいまいになっていることなど、想像だにしなかったはずだ。

 

顧客の期待はどのようなものだったのだろうか?

 

電車で移動するときは、ビジネスバッグを肌身離さず持ち、メールやFAXを送信するときは十分にあて先を確認し、書類を預かるときはシッカリ確認することに違いない。

 

つまり、情報漏えいは、顧客の期待どおり実行したならば防げるのだ。

 

「紛失・置忘れ」「誤操作」「管理ミス」の形態を見ると、情報漏えいは、ビジネスマナーが不完全なときに起きていると言える。

 

 

3.ビジネスマナーは日常業務のなかで、「仕組み化」されている

 

情報漏えいの多くは日常業務のなかで、ヒューマンエラーによって発生している。
それゆえ、いままでなかなか有効な対策を打ちえなかった。

 

企業や組織は意識の高揚に努めたが、従業員の意識が緩むと情報漏えいが発生し、情報漏えいが発生すると、企業や組織はいっそう意識の高揚に努めるといったイタチごっこが繰り返された。

 

意識だけでは防ぐことができないのが情報漏えいなのだ。

 

意識だけで防げないということは、仕組み化が必要だということになる。
しかも、「紛失・置忘れ」「誤操作」「管理ミス」は日常業務のなかで発生していることから、日常業務に溶け込んだ仕組み化が必要になる。

 

ビジネスマナーは、日常業務に完全に組み込まれており、特段、意識しなくても行える。
この自然な形で行えるということが、情報漏えい防止には不可欠である。

 

 

4.ビジネスマナーには拠り所がある

 

情報漏えい対策がなかなか効果をあげられないのは、拠り所を見つけられないから

 

従業員は情報漏えい対策を、会社や上司がうるさく言うから、情報漏えいを発生させると自分に責任が降りかかるからやっている。
つまり多くの従業員は情報漏えい対策が誰のためのものか腹に落ちていないのだ。

 

ビジネスマナーには拠り所がある。ビジネスマナーのスピリットは相手であり、相手のことを考えるという強力な拠り所がある。

 

以上が、ビジネスマナーが情報漏えい防止に有効な手段と考える理由である。

 

 

 

 

日本ネットワークセキュリティ協会 「2018年情報セキュリティインシデントに関する調査結果(速報版)」から

 

 

 

情報セキュリティ時代のビジネスマナー

本の目次

 

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※「情報セキュリティ時代のビジネスマナー」は商標登録が認められました。

 

 

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