侮ってはならない 直属の上司の力

2022.09.27更新

 

直属の上司の力は軽く見られがちだ。

会社社会に身を置く人は、直属の上司より上の人を知っているからだ。

ところが、直属の上司の力は意外に侮れない。

 

昇進を成し遂げた人は、直属の上司の力に注意を払ってきた人だ。

直属の上司のどんな力に注意しなければならないのか、考えてみたい。

 

 

まず、直属の上司の力で何と言っても大きいのは、一次評価者だということだ。

 

もちろん、多くの企業は二次評価制を導入しているので、一次評価が最終評価になるわけではない。

二次評価者が一次評価を見直し、修正することも多い。

しかし、直属の上司の評価が180度変わるかといえば、そうではない。

あくまでも直属の上司の評価が基準になり、修正するということだ。

 

だから一次評価は重いのだ。

 

そして、直属の上司は部下の昇進申請者だということを忘れてはならない。

部下がどんなに上の人とパイプを築いても、直属の上司が申請しない限り、話は進まないということだ。

実際には上の人が独自に動くこともあるが、その際にも、手続き上、直属の上司の申請が必要になる。

そんなケースでは、直属の上司の申請の中身が見られる。

 

 

直属の上司の評価が重いのは、部下のことを一番知っているからだ。

だから部下の人物像を見るときも、直属の上司のコメントが最も参考になる。

 

そう、直属の上司は、部下の人物像まで描けるのだ。

これが、直属の上司に与えられた最大の力だ。

 

そして、この人物像は、後々まで残り続ける。

 

 

いまの出世は、結果だけでは決まらない。

人物像で決まるといったことが色濃く出ている。

出世に苦戦している人は、直近の評価より、過去の人物像でマイナス評価を受けていることが多いのだ。

 

 

出世志向が強い人は、とかく直属の上司より上の人とパイプを築きたがる。

その効果がないとは言えない。

しかし、述べてきたとおり、直属の上司の評価が悪ければ、上の人はよい評価を付けられない。また、直属の上司が昇進申請しない限り、上の人は動けない。

 

そして、問題はこんな部下を直属の上司はどう思うかということだ。

答えは決まっていそうだ。

そんな部下の人物像をよく思わないということだ。

その結果、評価表などでそんな部下の人物像を表現してしまう。

この点に注意しなければならない。

 

 

出世を成し遂げた人は、直属の上司を立ててきた人だ。

組織のリーダーであることを重んじ、報告、相談し、共に業務に邁進してきた人だ。

 

もし、上の人との関係を築きたいと思うならば、直属の上司公認のパイプにすることだ。

 

綾小路 亜也

 

 

 

下記記事も参考にしてください

上の人と、直属の上司公認のパイプを作る

 

 

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