2024.11.06更新
職場で評判がいい人とはどんな人でしょう? 仕事が評価される人の特徴は、驚くほどシンプルです。
1.頼まれたことに早く取りかかる
頼んだ人の最大の関心事は、頼んだことに取り組んでくれたかどうかだ。
この「取り組んでくれたかどうか」というウエイトは想像以上に大きい。
しかし腰が重い人がいる。
その人たちは取りかかりが遅いのだ。
頼んだ人から見れば、いつ取りかかってくれるか、心配で仕方がない。
じつは、この「心配で仕方がない」というところで、その人への評価が終了してしまう。
だから、その後に、その人がいくら質が高い仕事をこなしたとしても、評価されない。
一方、頼まれたことに、すぐに取りかかる人もいる。
その人たちは「すぐに取りかかってくれた」というだけで評価される。
取り組んでくれたかどうか、心配する必要がないからだ。
人への評価というものは、私たちが想像する以上に、単純なところで決まっている。
人は頼んだことへの早さで信頼度を決めているのだ。
頼まれたことに、すぐにスタートラインにつくことが大事
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2.頼まれたことをやり終える
私たちはこの「やり終える」ということがけっこう苦手だ。
頼まれた仕事自体は終わったものの、頼んだ人や関係者にメールを打っていないこと、報告を行っていないことが多い。
つまり最後までやり終えていないのだ。
そうした状態では、仕事を頼んだ人からすれば、終わっているかどうか、わからない。
今度は「頼んだことが終わっているかどうか」心配になってくるのだ。
ここも、頼んだ人の心配を打ち消すことを意識しただけで、評価される。
仕事のエンディングを意識するということだ。
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3.頼まれたことを快く受け、恩着せがましい態度をとらない
人が人を評価するとき、重要な要素がある。
それは、頼んだことを快く受けてくれたか、仕事を終えた後の態度はどうだったかということだ。
会社社会には、仕事を頼まれたとき、嫌な顔をする人もいれば、さまざまな理屈をこね抵抗する人もいる。
また、頼まれた仕事が終わったとき、妙に恩着せがましい態度をとる人もいる。
そんな人に仕事を引き受けてもらい、その仕事が無事に完了しても、仕事を頼んだ人の感情的な部分は残り続ける。
感情でその人を嫌になってしまうのだ。
ということは、たとえ仕事の質が高かったとしても、その人を評価しないということだ。
もちろん仕事が詰まっていたり他のスケジュールが入っていた場合は、その理由を簡潔に言い、断ればよいが、その仕事を嫌だからだと思われないことが大事だ。
仕事を引き受けるならば快く、仕事は粛々と進めることだ。
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「評価される人」というと、すぐに質的なものを思い浮かべる。
質的なものは、溢れるばかりにビジネス書に記載されている。
すると、何が決め手になるか、わからなくなってしまう。
たしかに質的な要素も存在するが、それよりも先に考えることがある。
人は自分の不安をやわらげる人、感情的に抵抗を覚えない人に信頼を置くということだ。
この比重は高い。
これが周囲から認められる人だ。すなわち評価される人である。
綾小路 亜也
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