記事(ブログ)

ビジネスマン・ビジネスウーマンに役立つ内容を紹介しています

お辞儀するときは、足を揃えるのか、片足を前に出すのか?

お辞儀をするときは、足を揃えると教わってきたはずだ。
ところが、片方の足が前に出ているお辞儀が動画などで紹介されている。
お辞儀の仕方は二通りあるのだろうか?
一般のビジネスパーソンはどのような立ち方をすればよいのだろうか。

 

片方の足を前に出すお辞儀は、不思議なことにビジネスマナーの本に記載がない。
だが、そんなお辞儀の仕方が紹介されている動画には、「美しいお辞儀」「キレイなお辞儀」というタイトルが付いていなかっただろうか?
動画をよく見ると、片方の足を前に出し、後ろの足を少し横に向けている。
そんなお辞儀は、たしかに美しく、キレイなお辞儀に見える。
そう、このお辞儀の仕方は、美しく、キレイに見えるお辞儀なのだ。

 

片方の足を前に出し、後ろの足を少し横に向ける立ち方は、接遇の立ち方と呼ばれている。
この立ち方は、接客やお出迎えする際の立ち方だ。
しかし、そんな立ち方は、会社内や実際のビジネスの場ではめったに見ない。
見たことがあるならば、それは一流ホテルや高級レストラン、高級ショップでの応対ではなかっただろうか。
あるいは大会社の秘書の人がこんな立ち方ををしていたかもしれない。

 

 

こんな立ち方が紹介されていることは、ビジネスマナーのビジネスの範囲が広いことと関係がある。
つまり、いまのビジネスマナーは、接客を職業としている人、会社勤務している人などをひっくるめてのビジネスマナーとなっている。
だから、片方の足を前に出す立ち方も紹介されている。
一般のビジネスパーソンが紹介されているビジネスマナーに違和感を覚えることがあるのは、こんなところに原因があるように思える。

 

 

一般のビジネスパーソンは、男性も女性も、お辞儀をするときは迷わず足を揃えてもらいたい。これが立ち方の大原則である。
それは、足が揃っていないと、だらしなく見えるからだ。

 

だが、足を揃えるということは、意外に難しい。
自分では揃っていると思っていても、どちらかの足が前に出ていることが多い。
それは、足が揃うという意味が腹に落ちていないからだ。

 

足が揃うということは、どういうことなのだろうか?
両足のつま先と、かかとが揃うということである。

 

そうすると、つま先とかかとを揃えればよいことになる。
ビジネスマナーの本も「かかとを揃える」「かかととつま先を揃える」と表現をしている。
それは正解に違いないが、問題はどうしたら揃えることができるかということだ。

 

ここで、かかとをつけるという方法が出てくる。
ビジネスマナー研修などで、「かかとをつけ、つま先を逆ハの字に開く」などと説明するマナー講師も多い。
これも正解だが、私は、ビジネスパーソンの腹に落ちる言い方は、「かかとをつけ、つま先を揃える」だと考える。
この表現だと、目的は足を揃えるということであり、そのために、かかとをつけることが明確になるからだ。

 

では、なぜ、かかとをつけるとつま先が揃うのだろうか?
それは、かかとをつけることで基点が生まれ、その基点で弧を描けば、半径が一定だから、円上の点は同一距離となるからである。
つまり、相手の真正面を向いて、つま先を開けば、つま先は揃うということだ。
ここまで説明して、初めてビジネスパーソンは腹に落ちるのだと思う。

 

かかとをつけるには、もう一つ理由がある。
下部に掲示したイラストを見てもらいたい。
上のイラストはかかとがついている状態、下のイラストはかかとが若干空いている状態だ。
下のイラストは足が揃っているので、立ち方としては合格範囲内といえるが、かかとが空いていると、どこか締まりがなく見える。
かかとをつけたほうが締まって見えるのだ。

 

 

この自分の目で確認した感覚は大事だ。
ビジネスマナーを実践するときのポイントといえる。
目で確認したことにより、かかとをつけた場合と、かかとが空いている場合、その違いがわかるからだ。

 

雑誌に掲載されている写真も参考になる。
私は、あるビジネスマナー特集号に掲載されていた参考モデルに、どこか違和感を覚えたことがある。
スーツ、シャツ、靴、髪型は完璧で、ポケットチーフも効果的なのに、目が違和感を覚えたのだ。
「なぜだろう?」と写真に掲載された男性の姿をじっと見た結果、原因がわかった。
靴のかかとはついていたが、つま先が空きすぎなのだ。

 

つま先を開く角度は、一般的に男性45度、女性30度と言われているが、その人の角度ははるかにそれを超えていた。
ここで、かかとをつけることは大事だが、つま先を開く角度もまた大事なことを、目で確認できたのだ。

 

また、この記事で片方の足を前に出す立ち方を紹介したが、そのような立ち方をする人は女性と考えていたが、ビジネスマナー特集記事をめくり直してみると、男性のファッションコーディネートの経営者もこのような立ち方をしていた。
写真のバックは通常の会社の光景とは異なるものだったが、バック環境によっては、このような立ち方は美しく見えることも、自分の目で確認できた。

 

 

さて、立ち方が決まれば、あとは体の倒し方だ。
どのマナー講師も、背筋を伸ばし、首からお辞儀をしないということで一致している。
しかし、体の倒し方については「腰から曲げる」「腰から折る」「お尻を引く」「胸から倒す」等々、さまざまな表現が用いられている。
表現の意味するところはわかると思うが、この表現のまま、自分がやるとなるとなかなか難しい。
足の付け根から倒してみては、どうだろうか?
このことは、あるビジネスマナーの先生から教えてもらったことだ。ぜひ試してもらいたい。きっとうまくいくはずだ。

 

 

 

 

かかとがついている状態

 

 

かかとが若干空いている状態

 

 

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ

 

こっそり読まれ続けています
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!


本の目次


スマホで読む方法

 

 

出世するビジネスマナー
『「出世しぐさ」のすすめ』

「出世しぐさ」のすすめ


本の目次

※「出世しぐさ」は商標登録されました

 

 

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか


本の目次

 

 

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

 

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

 

 

◆メルマガ「出世塾」の情報(まずは発刊内容をご欄ください)
https://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

 

◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933