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上司から「折り返しの電話」をもらっていませんか?

2026.04.17更新
上司に折り返しの電話を頼んで、逆鱗(げきりん)に触れたサラリーマンは多くいます。なぜ上司に「折り返しの電話」を頼んではいけないのでしょうか。

実際のケースを再現して、考えてみましょう。
あなたは用件があって部長に電話をします。
あなたは出先の営業店で働いているが、部長は違う場所にあるオフィスにいるからです。
電話すると、部長の秘書のような女性が出て、「部長は電話中です。折り返し電話をさせましょうか」とききます。
「それではお願いします」と言い、電話を切ります。
しばらくして、部長から折り返しの電話が入ります。
「それで、どこか問題なの?」と思うかもしれませんが、このパターンが問題なのです。
あなたからの伝言を、秘書の女性がメモにして部長に渡した場合のことを考えると、問題がクローズアップしてきます。
メモは3パターンあります。
①「〇〇営業所の✕✕さんから電話がありました。」
②「〇〇営業所の✕✕さんが電話をいただきたいとのことです」
(本件の場合がこれに該当します)
③「○○営業所の✕✕さんから伝言がありました。また電話するそうです」
どうでしょう? 部長の立場になって考えてみてください。
②のメモを見たとき、部長は「何があったんだ?」と思うのではないでしょうか。
それが、電話をしたら「この前の件ですが………」などと言われたら、むっとするはずです。
「電話をくれ」という伝言は、上の人が下の人に言う言葉なのです。
そんなことを言うと、「ナンセンス」と言う人がいるかもしれませんが、組織とはそういうものです。
これが上下関係の礼儀でもあります。
実際、私はサラリーマン生活の中で、何度も、上司に「電話をくれ」と言った人が、上司にキレられたという話を聞きました。
「電話をくれ」と言われた上司は、「おまえとおれ、どっちが上なんだ」と言ったといいます。
きっと、「上司に電話をくれ」と言った人は、一回や二回ではなく上司が電話中のたびにそう言ったのだと思います。
毎回、上司の机の上に、特定の部下から「電話をくれ」というメモが置かれている光景を想像してください。
上司は我慢に我慢を重ね、遂にキレたのだと思います。
それでは、上司が電話中だった場合どうすればよいかと言うと、
電話に出た人に「電話があった旨をお伝えください」
あるいは「また、こちらの方から電話いたします」
と言うのがよいと思います。
こんなことを言うと、「そんなまだらっこしいことよりも、折り返しの電話をもらった方が、こっちも待たなくて済むし確実じゃないか」と思うかもしれません。
しかし、上司は「✕✕さんから電話がありました」という伝言やメモがあったときは、「何かあったのか?」と心配し、折り返しの電話をくれます
上司からの折り返しの電話が来ないときは、本当に立て込んでいるときです。
そんなときは、時間を空けて、もう一度あなたから電話をすればよいと思います。
しかし、電話を再度かけ直す間隔は難しいです。
上司の秘書などに「上司が一段落したら、恐縮ですが、あなたからご連絡いただけませんか」と頼むのが効率的です。
すると秘書から電話があり、「今、(上司と)替わります」と言うはずです。
こうした上司へのマナーを理解していない人は、得意先などの外部の人にも、折り返しの電話をもらっています。
それでは、お客さまからよい印象を持たれないというよりは、お客さま対応ではないのです。
ビジネスの世界とはほど遠いと言えます。
サラリーマン社会やビジネスの世界では、そんなデリカシーのない人は嫌われます。
追記しておきますと、社内外を問わず、緊急で折り返しの電話がほしいときは、電話に出た人に緊急の旨を伝え、「ご連絡をいただきたい」と言えばよいと思います。
この場合でも「電話をもらいたい」というのではなく、「連絡をいただきたい」と言うことが肝心です。
電話を取り次ぐ人は、言われたとおりに取り次ぐことが多いからです。
そんなことにも、気を払うことが大事です。
綾小路 亜也
ポイント
①社内の上役あるいはお客さまに「電話をくれ」ということは失礼である。
②緊急の場合は、「ご連絡をいただきたい」と言う。
③ビジネスの世界ではデリカシーのない人は嫌われる。

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