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仕事のエンディングをどこに置くか?

2025.05.15更新

 

一つの仕事を終えるとは、どんなことを言うのでしょうか? その解釈はきっとまちまちです。じつは、その解釈の仕方により、人からの信頼度が決まっています。

ビジネスでは、仕事のエンディングをどこに置くかということが、とても大事なのです。

 

たとえば、出張先で仕事を終えたときは、さすがにホッとします。

そんなときは、帰りの電車の中や空港で、一杯飲みたい気持ちになります。

 

ぜひ疲れを癒してもらいたいとは思いますが、よくよく考えれば、出張中の仕事はたしかに終えましたが、仕事自体はまだ終わっていません。

会社に戻り、旅費精算を済ませ、報告書を書き上げ、会社や上司に報告して出張は完了するのです。

 

ところが会社では、なかなか仕事のエンディングを図れない人がいます。

そんな人は旅費精算もせずに、上司から出張の報告を催促されます。

報告が行われない限り、出張の結果は、誰にもわかりません

 

これとよく似た現象に書類の送付があります。

書類を書き上げ、封筒に詰めた段階で「終わった!」と思う人はいます。

しかし、その封筒を何日もポストに入れないままにしていることが多くあります。

仕事のエンディングは、相手が書類を受け取ったときということを忘れているのです。

 

得意先への報告書提出でも、同じようなことが起きます。

 

報告書を書き上げたあと、報告書を持って行くのが遅れる人がいます。

得意先は報告書を受け取らない限り、報告書がどういう状態になっているのか、皆目わかりません。

書き上げただけでは、仕事は終わっていないのです。

 

 

書き上げただけでは、仕事は終わっていない

 

珠玉の随想集と言われている松下幸之助氏が書いた道をひらくのなかに、「止めを刺す」という見出しがあります。

 

そのなかで、同氏は「ものごとをしっかりたしかめ、最後の最後まで見きわめて、キチンと徹底した処理をすること、それが昔の武士たちのいちばん大事な心がけとされたのである」と述べています。

 

仕事の完成というもの、仕事の在り方について、述べられたのだと思います。

 

文中の「ものごとをしっかりたしかめ、最後の最後まで見きわめて、キチンと徹底した処理をする」までが、仕事なのです。

そこまで達していなければ、仕事は終わっていません。

 

 

コロナ後の「たった一つの出世の掟」では、出世で一番大事なことは「やり終えること」と、述べています。

 

綾小路 亜也

 

 

 

 

道を開く

「止めを刺す」という見出しがある

 

 

下記記事も参考にしてください。

完璧でなくてもいいが、仕事は「完結」する

 

 

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