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新任地でリベンジを図る人へ ~姿勢が人を動かす~

新任地でリベンジを図る人は、早く成果を出したいと思う。
それは、自分の思いが叶う日が一刻も早く訪れることを願っているからである。

 

その気持ちは痛いほどわかるが、そんなときは、組織のために頑張るという気持ちも持ってもらいたい。
自分が頑張ることで、「この店の売り上げを伸ばす」「店の雰囲気を変える」「組織として成果を出す」「不振から脱却する」などと考えるのだ。
「この店を」「この組織を」がキーフレーズになる。
そうすると、姿勢が生まれる。
姿勢が生まれると、自分のエネルギーになる。
そして、そのエネルギーは組織の人に拡散する。そうすると人も動く。
すなわち、姿勢が人を動かすのだ。

これを、最初から「成果、成果」で突っ走ると、人はついてこない。その人の姿勢がわからないからだ。

 

「この店を」「この組織を」で仕事に没頭しているときに限って、予期せぬ辞令を受け取る。それは、たいがいよい知らせだ。
「えっ、いま真っ最中なのに」と思うが、会社には組織のその先が見えている。
だから成果半ばとはいえ、お役目終了ということになる。
そして、会社はその職場での姿勢を、他の職場、それも、より大きい組織で見せてもらいたいと思うのである。
それが出世である。

 

出世や昇進のリベンジを図るとき、「早く成果を出す」と考えることは必要だが、その前に、自分の姿勢を見せることが重要である。
姿勢が職場の人に伝わり、それが組織の成果となる。その成果は本物である。組織の体質を伴った成果だからだ。
それが、結果的に出世のタイミングを早める。

 

 

私は、出世と職場の在籍期間は密接な関係があると考えた。
じつは、私の知る限り、もう一人その関係に着目した人がいる。『働く君に贈る25の言葉』を書いた佐々木常夫氏だ。佐々木氏は著書の『決定版 出世のすすめ』なかで、こう述べている。

 

「私は出世しようと思っていたから、『ひとつの部署には長くて3年』と決めていた。同じ部署で3年もやると、そこから先はそれほど伸び代がなくなるからだ。なるべくたくさんの部署を見、経験を積んで、経営する側になってこの会社を良くしたい。それが私の『長期ビジョン』だった」

 

佐々木氏が理由で述べたことは、まさに拙著『出世はタイミングで決まる!』で書いた「出世する人の異動ピッチは短い」「経験部署が多い人ほど抜擢される」「もう一年と思うときが、出るタイミング」「同じ職務を連続すると、勝負どころで力を発揮できない」などの内容とほぼ同じである。

 

ただし、佐々木氏の言葉は、佐々木氏だから計画的に3年で回せたことを十分に考慮する必要がある。
だが、この言葉には、重要なある言葉が含まれている。その言葉は「会社を良くしたい」である。
佐々木氏の最終目的は、会社を良くすることだったのだ。それが佐々木氏の姿勢であり、エネルギーの源だったのである。

 

佐々木氏ほどにはいかないまでも、まずは「いまの組織を良くしたい」、次の組織でもその組織を良くしたい、その次もと考えていけば、結果として、会社を良くすることになる。
それは、会社が望むことであり、そんな姿勢を持つ人に、会社は次々とより大きい組織を任せようと思う。
それが出世なのである。

 

私や佐々木氏の持論からすると、一つの部署での在籍期間はあまり長くないほうがいいことになる。
特にリベンジを図るときは、なおさらそうだ。
しかし、会社がどう在籍期間を考えるかということが、重要なのだ。
会社が考える在籍期間は、組織のためにどうだったのかである。
「この店を」「この組織を」という姿勢が、在籍期間を決めるのである。

 

 

 

 

 

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2020年4月2日 | カテゴリー : 出世する人 | 投稿者 : ayanokouji