女性が出世するには

出世という言葉を聞くと、つい、男性のことを想像してしまう。
性別に関係なく、能力を発揮できる場所や地位を求める時代なのに、なぜだろう?
それは、女性が地位を得るという歴史がまだ浅いせいかと思う。

 

多くのビジネスウーマンは自分の上位職になった姿をなかなか思い浮かべられないでいる。
ここに、女性の出世への道のポイントがある。

 

一方、出世に向かい続けてきた男性は、上位職となった自分をイメージしたはずだ。
特に管理職になる一歩手前の課長代理などの代理職のとき、下の意見を聞き、上に具申していくなかで、「自分だったら、組織をこう運営する」といったものをつかんでいった。
そして、そんなものを持ちあわせたとき、会社はその人を管理職に登用した。
「自分だったら、こうする」はその後も続いた。
管理職になったら、今度は管下職員の意見を聞き、部長などに意見を具申した。

 

 

現在、会社や組織に後押しされる形で上位職になった女性も多いかと思う。
しかし、これからは自分の意思で上位職をめざす時代だ。
これから上位職をめざす女性は、「自分だったら、どうするか」といった部分を持つことが非常に大切である。
この部分があれば、さらに上の役職にもチャレンジすることができる。

 

重要なことは、「自分だったら、どうするか」を、現在の組織で考えることだ。
世の中には一つとして同じ組織は存在しない。組織を構成する要員、置かれた環境などまちまちだから、問題も課題もすべて異なる。
その組織にいる自分が、「自分だったら、どうするか」を考えることに意味がある。

 

ここを、本や記事などに取りあげられているスーパーウーマンの視点で考えないことだ。
スーパーウーマンだって、最初からスーパーウーマンだった人は一人もいない。
現実の世界のなかで解を出し続けてきた結果、スーパーウーマンになったことを忘れないでもらいたい。

 

彼女らの話には参考になるところも多くあるとは思うが、それは自分の話ではない。
自分が感じ取ったものを、組織のなかで、どう実現していくかを考えることに意味がある。
会社や組織も、もちろん、現実的な解決手腕を見ている。
忘れがちなことだが、出世は、実現能力によって決まっているのだ。

 

 

自分がいまいる組織のなかで「自分だったら、どうするか」と考え、実現を図ることには、もう一つ意味がある。
それは、女性がキャリアアップしていくなかでは、どうしても職務の変更は避けられないからである。
多くの会社は、営業を経験させる。
そんなときも、本などに書かれているスーパーセールスウーマンなどの話を頼りにすると、潰れてしまう。

 

ここも、スーパーセールスウーマンはスーパーセールスウーマンであり、自分は自分といった割り切りが必要である。
営業で潰れるときは、たいがい、「自分は営業に向いていないのでは」と自信を喪失したときだ。
そんなときは、人の成果話や本に書かれていることと、自分を比較している。

 

だが、どういう人が営業に向いているかなどは、誰にもわからないはずだ。
人と比較してはいけないのだ。
ここも、いま置かれている環境のなかで、「自分はこうする」と、自分の頭に浮かんだことを実現するように行動することだ。
そこには、あなたの営業がある。
自分自身の営業があると、潰れることはない。

綾小路亜也

 

 

 

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