部長昇進をめざすなら、現職務の「規模」と「役割」を表現する

2025.07.22更新

 

部長職となると、管轄範囲は課長職と比べようがないほど広くなります。それゆえ「規模的に大丈夫か」「業務的に大丈夫か」という懸念が働きます。

その懸念を払しょくするのが、いま管轄する規模や役割です。

 

コロナ後の「たった一つの出世の掟」では次のような自己申告書の「現在の職務欄」の記載を紹介しています。

 

・営業部門の課長なら、店の規模がわかる記載

○○営業所統括 

(2024年度売上実績△△ 2025年度予算✕✕)

あるいは(総合職○○名 一般職△△名 契約社員・パート✕✕名在籍)

 

一行目に「○○営業所統括」と書き、行を替え、カッコ書きで店の規模を示すのです。

そうすると見やすく、目にとまります。

 

・営業部門以外の課長なら、現在の「役割」を記載

○○業務の企画・立案及び△△の運営

 

 

組織の規模か、現在の役割がわかる記載を

 

なぜ、このような記載が必要になるのでしょう?

それは、部長職をこなせると思われる人が、みんな部長になれるわけではないからです。

現実的な話になりますが、会社社会では、いま、部長をめざすポジションにいるかということが大事なのです。

 

このことは、どの会社にも出世の登竜門と呼ばれる部署が存在あることが、示しています。

 

そんな部署は、営業部門でいえば、数字や規模が大きいのです。

管理部門ならば、重要な役割を担っています。

 

なぜ出世の登竜門かといえば、そんな部署で評価も高ければ、管轄範囲が広くなっても、こなせるだろうという推測が成り立つからです。

 

 

どの会社にも出世の登竜門がある

 

そんな規模や役割は調べればすぐにわかることと、思うかもしれません。

しかし、ここを「調べればわかる」と考えてはダメです。

 

調べてくれないことだってあるし、昇進を判断する側は多くの候補者の書類を見なければなりませんから、書かれていないと認識できないことだってあります。

言葉は悪いですが、書いた者勝ちなのです。

 

自分をシッカリ表現できるか否かにより、出世の道は大きく分かれます。

よいポジションにいながらも出世に苦戦する人は、はなから人は自分のことを人は知っていると思い込んでいます。

それは驕り(おごり)です。

 

自分を丁寧に表現しないと、人はわかりません。

出世の行く手を、人の力に委ねないことです。

 

 

綾小路 亜也

 

 

コロナ後の「たった一つの出世の掟」

上の地位を射止めるなら、現職務の「規模」と「役割」を表現する から抜粋 

 

 

 

 

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