2024.12.03更新
昇進は自己申告書から始まる。会社は自己申告書の「現在の職務欄」を見て、昇進候補者のあたりをつけているからだ。
昇進は、昇進希望理由で決まるわけではないのだ。
『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』では次のような自己申告書の「現在の職務欄」の記載を紹介している。
担当者の場合(担当者から管理職をめざす)
「○○グループ担当 ○○グループ前年度売上△△ 今年度目標✕✕」
「○○地域担当 販売店数△△店 今年度新設目標✕✕店」
このように書かれているのを見た、人事の人はどう思うだろうか?
「○○グループ担当ということは、担当者卒業レベルだ」
「○○地域担当ということは、非常に難しい地域を担当できる能力をもっている」
などと、「役割」を認識したり、記載内容から担当する「規模」する。
このことが、管理職昇進への一歩なのだ。
管理職の場合(管理職から部長職をめざす)
○○営業所統括 (2020年度売上実績△△ 2021年度予算✕✕)
あるいは(総合職○○名 一般職△△名 契約社員・パート✕✕名在籍)
○○業務の企画・立案及び△△の運営
部長職となると、管轄範囲は課長職と比べようがないくらい広くなる。
それゆえ、「規模的に任せて大丈夫か」「業務的に任せて大丈夫か」という懸念が働く。
その懸念を払拭するには、自己申告表の「現在の職務欄」に、現職務の「規模」か「役割」を記載することだ。
昇進希望をもつ人すべてが、昇進候補者になれるわけではない。
その前に、会社とすり合わせのようなものが必要だ。
それが自己申告書の「現在の職務欄」であり、現在の職務への評価だ。
ということは、昇進は現在の職務を見て、決められるということである。
綾小路 亜也
上の地位を射止めるなら、現職務の「規模」と「役割」を表現する から抜粋
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