「出世には必ず人事異動が伴う」という大原則

2025.05.13更新

 

出世には必ず人事異動が伴うということを、ビジネスマンはとかく忘れる。つい、今の職場で出世する姿を夢見てしまう。

今の職場で課長に持ち上がる姿、隣の課の課長に抜擢される姿が、頭にちらつくのだ。

 

しかし、そんなケースも人事異動であることに変わりはない。

人事異動も発表される。

その異動は、たまたま勤務場所が変わらないというに過ぎないのだ。

 

忘れてはならないことは、昇進では、必ず人事選考が行われるということだ。

課長に持ち上がるケースも、隣の課の課長に抜擢されるケースも、誰でもよかったわけではない。

そのポストに一番相応しかった人が選ばれるのだ。

 

昇進には必ず人事選考が伴い、人事異動という形をとるということである。

 

 

その人事異動は、たまたま職場が変わらなかっただけ

 

言ってみれば、当たり前のことだが、私たちはもっと楽な形で昇進したいと願う。

人事選考がない昇進を夢見る。

選考の場に立つことは、やはり嫌だからだ。

 

出世する人と出世に苦戦する人の差はここにある。

出世する人は、選考の場に立つことを恐れない。

結果、昇進できないことだってある。

しかし、それでもまた選考の場に立ちたいと願う。

 

出世する人と出世に苦戦する人の違いは、人事異動を、恐れるか、恐れないかの差なのだ。

 

 

出世する人は、選考の場に立つことを願う

 

では、今の部署の課長に持ち上がること、隣の課の課長に抜擢されることを目指すことはいけないかと言えば、そんなことはない。

 

また、転居を伴わない昇進を目指してはいけないかといえば、そんなことはない。

そんな昇進の仕方も、たしかにあるのだ。

 

重要なことは、今の部署の課長や隣の課の課長に就く力量を有しているかということだ。

その為には、上司からも周囲からも、「アイツなら務まる」と評価されることだ。

すると、上司はまず管理職登用を申請する。

その結果、今の部署の課長や隣の課の課長に就くこともあるし、他部署の課長につくこともある。

これが、選考の場に立つということだ。

 

選考の場に立つことを恐れない、すなわち人事異動を恐れないという心構えを持つと、出世は近づいてくる。

 

綾小路 亜也

 

 

出世とは、役割が変わること

 

 

関連記事:「アイツだ!」と言われるには?

会社で「アイツだ!」と言われる人は? ー そこに継続的な「結果」が

 

 

出世は「構え方」で決まります

◆新百合ヶ丘総合研究所の出世四部作

出世四部作

 

 

こっそり読まれ続けています
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

本の目次

 

スマホで読む方法

 

 

出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ

「出世しぐさ」のすすめ

本の目次

 

「出世しぐさ」は商標登録されました。

 

 

エリートの弱点を突く!
エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術

本の目次

 

 

新しい出世術
コロナ後の「たった一つの出世の掟」

本の目次

 

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ

 

情報セキュリティ時代のビジネスマナー

 

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

 

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

 

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

 

 

◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご欄ください)

https://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933

 

2025年4月5日 | カテゴリー : 出世する人 | 投稿者 : ayanokouji