2025.08.19更新
仕事で信頼されるとは、どういうことだろう?
それは「また頼みたい」と思われることだ。
1.信頼されるは、「また頼みたい」と思われること
このことを私たちはビジネスの場で実感している。
たとえば、仕事を頼んだ人が、約束した期日を守らなかったとき、この人には「もう頼みたくない」と思う。
同様に、内容がいい加減だった場合も「もう頼みたくない」と心に誓う。
それは、その人を信頼しないということだ。
逆に、期日を守り、内容も期待どおりだった場合は、
この人に「また頼みたい」と思う。
その人を信頼したということだ。
ということは、
信頼されるとは、「また頼みたい」と思われることであり、信頼されないとは、「もう頼みたくない」と思われること
と言い換えることができる。
信頼とは、「また頼みたい」と思われること
2.「頼りになる」の近い言葉は、「あてになる」
「信頼」は辞書には「頼りになると信じること」と記載されている。
しかし、この言葉のままでは意味を咀嚼できない。
「頼りになる」を他の言葉に置き換える必要があるのだ。
「頼りになる」に一番近い言葉は「あてになる」だ。
よく「あてにならない」と言うではないか。
「あてにならない」は、頼んでも期待した結果が出ないだろうという推測だ。
つまり、その人を信頼していないということだ。
一方、その人に頼めば安心だというときは「あてになる」という言葉を使う。
その人を信頼しているということだ。
頼りになるは、あてになるということ
3.信頼は過去の経験から未来を推測した言葉
「頼りになる」「頼りにならない」、「あてになる」「あてにならない」は、未来を見据えた言葉だ。
そう推測できるのは、過去の経験があったからだ。
信頼は過去の経験から、未来を推測した言葉なのだ。
ということは、信頼されるかどうかと悩んでも、仕方がないということになる。
「また頼みたい」と思われる実績をしっかり作り上げることが重要なのだ。
その実績を作るのは今である。
「信頼」ほど難しく解釈されている言葉はない。
ビジネスの根幹を成すからだ。
しかし、自分の頭で考えてみると、言葉の中身がわかってくる。
綾小路 亜也
信頼は未来を見据えた言葉
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