信頼されるとは、「また頼みたい」と思われること

2024.04.18更新

 

「信頼される」をわかりやすく言うと、どういうことになるだろう?
それは「また頼みたい」と思われることだ。
あてになるということである。

 

 

1.信頼されるは「また頼みたい」と思われること

このことを私たちはビジネスの場で実感している。

 

たとえば、仕事を頼んだ人が、約束した期日を守らなかったとき、この人には「もう頼みたくない」と思う。

同様に、内容がいい加減だった場合も「もう頼みたくない」と心に誓う。

それは、その人を信頼しないということだ。

 

逆に、期日を守り、内容も期待どおりだった場合は、

この人に「また頼みたい」と思う。

その人を信頼したということだ。

 

ということは、

信頼されるとは、「また頼みたい」と思われることであり、

信頼されないとは、「もう頼みたくない」と思われること

 

と言い換えることができる。

 

 

信頼とは、「また頼みたい」と思われること

2.「頼りになる」に近い言葉は「あてになる」

「信頼」は辞書には「頼りになると信じること」と記載されている。

 

しかし、この言葉のままでは意味を咀嚼できない。

「頼りになる」を他の言葉に置き換える必要があるのだ。

 

「頼りになる」に一番近い言葉は「あてになる」だ。

 

よく「あてにならない」と言うではないか。

「あてにならない」は、頼んでも期待した結果が出ないだろうという推測だ。

つまり、その人を信頼していないということだ。

 

一方、その人に頼めば安心だというときは「あてになる」という言葉を使う。

その人を信頼しているということだ。

 

 

頼りになるは、あてになるということ

 

3.信頼は過去の経験から未来を推測した言葉

「頼りになる」「頼りにならない」、「あてになる」「あてにならない」は、未来を見据えた言葉だ。

 

そう推測できるのは、過去の経験があったからだ。

 

信頼は過去の経験から、未来を推測した言葉なのだ。

 

ということは、信頼されるかどうかと悩んでも、仕方がないということになる。

「また頼みたい」と思われる実績をしっかり作り上げることが重要なのだ。

 

その実績を作るのは今である。

 

 

「信頼」ほど難しく解釈されている言葉はない。

ビジネスの根幹を成すからだ。

しかし、自分の頭で考えてみると、言葉の中身がわかってくる。

 

綾小路 亜也

 

 

信頼は未来を見据えた言葉

 

 

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