上司に書類を渡す時の言い方は? ー 「ご確認、お願いします」

2024.04.21更新

 

書類を提出する時、なかなかよい言葉が浮かびません
「ご覧ください」「提出します」ではどこか変です。
「ご確認、お願いします」と言ったら、どうでしょう?

この言い方は、上司にハンコをもらう時も使えます。

 

そもそも上司に書類を渡す目的は何でしょう?

 

それは、上司に書類の内容を確認してもらうためではないでしょうか。

 

この「確認」という言葉はさまざまな書類に使えます。

上司に渡す書類はさまざまです。

旅費精算書や、出張報告書もあれば、取引先への提案書、社内への報告書もあります。

 

旅費精算書や出張報告書を渡す時、「ご覧ください」「提出します」でも構いませんが、どこか大げさです。

それよりは、「確認、お願いします」の方がサラリとしています。

 

一方、取引先への提案書、社内への報告書は、書類の中身が重要です。

だから、「確認、お願いします」なのです。

 

つまり、「確認、お願いします」は軽い書類、重たい書類、どちらにも使えるということです。

 

 

書類を渡すということは、中身を確認してもらいたいということ

 

そんなことを考えると、上司にハンコをもらう言い方も見えてきます。

 

「ハンコをもらう」というと、もっぱら承認をもらうことに視点が向きますが、

本質は、書類の中身を確認してもらうことです。

確認の結果、OKならば、ハンコをもらえるということです。

 

だから、上司にハンコをもらうときの言い方も、「ご確認、お願いします」がよいのです。

 

かつてネット上で炎上した「ハンコのお辞儀押し」は、
ハンコをもらうことのみに重点が置かれ、書類を確認してもらうという趣旨がすっぽり抜け落ちた内容だったと言えます。

 

 

書類は、相手が読める方向に、両手で渡すのがマナーです。

その際、「ご確認、お願いします」とひと声添えると、スムーズに渡せます。

 

綾小路 亜也

 

 

「ハンコのお辞儀押し」の問題については、

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方で述べていますので、参考にしてください。

 

 

書類提出の本質は、内容を確認してもらうこと

 

 

(参考記事)

「お辞儀ハンコ」は本当にビジネスマナーなのか?

 

 

ビジネスマンのハンコの押し方・持ち方

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

本の目次

 

スマホで読む方法

 

 

 

◆企業で働く人のビジネスマナー(発行書籍)

 

出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ

「出世しぐさ」のすすめ

本の目次

 

スマホで読む方法

 

「出世しぐさ」は商標登録されました

 

 

令和のビジネスマナー

情報セキュリティ時代のビジネスマナー

本の目次

 

「情報セキュリティ時代のビジネスマナー」は商標登録が認められました。

 

 

できる社員のビジネスマナー

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

本の目次

 

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ

 

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

 

エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術

 

コロナ後の「たった一つの出世の掟」

 

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

 

 

◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご欄ください)

https://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933