2023.01.08更新
いままで、「できる人」「優秀な人」になることで、出世をめざした。
しかし、今の時代、それでは出世できない。
ポストに限りがあるからだ。
「自分らしさ」を武器に出世する ー それが新しい出世のパターンだ。
「自分らしさ」を武器に出世する ー どういうことだろうか?
「できる人」「優秀な人」は多くいるからだ。
かつてはそんな人は出世できた。
ポストもまた多かったからである。
ポストが少なくなった今の時代、結局は、ポストに当てはまりやすい人が出世していく。
ポストに当てはまりやすいとは、どんなことだろう?
自分の特徴とポストがマッチしているということだ。
すなわち「自分らしさ」が、ポストを射止める決め手になるのだ。
会社は、ポストにふさわしい人物を探している。
つまり需要だ。
そして需要に合った供給者を探しているのだ。
この需要の基になるのは、その人の特徴だ。
だから、いまの時代、「自分らしさ」が大事なのだ。
ポストにつくということは、会社側の需要にマッチすることだ
多くのビジネスマンはこの「カラクリ」に気づかなかった。
あくまでも、「できる人」「優秀な人」をめざした。
ビジネス書も出世本も、微に入り細に入り、「できる人」「優秀な人」を作り出していった。
そのこと自体、意味がないわけではない。
しかし、それでは、現実に出世しにくなったということだ。
「できる人」「優秀な人」を追い求めたビジネスマンが、忘れてしまったものがある。
「自分らしさ」の表現だ。
それは当然の帰結だった。
「できる人」「優秀な人」は普遍的だからだ。
つまり、誰にも当てはまる内容で、勝負していたことになる。
そこには「自分らしさ」はない。
「自分らしさ」を難しく考える必要はない。
「らしさ」は、「そのものの特徴がよく出ていることを表す」(『デジタル大辞泉』より)
つまり、自分の特徴を語ればよいということだ。
それを、「事実」を示して語るのだ。
すると、会社はポストをイメージする。
今の時代、会社にポストをイメージさせないと、現実にポストにつけない。
会社にポストをイメージさせること ー それが新しい出世のパターンだ。
その大元になるのは「自分らしさ」である。
そう、「自分らしさ」が、出世の最強の武器になるのだ。
綾小路 亜也
この記事は、拙著『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』の要点をまとめたものです。
関連記事:「できる人」「優秀な人」で勝負しようとすると、大激戦の場に立つ
本の目次
スマホで読む方法
YouTubeでも紹介しています
◆新百合ヶ丘総合研究所の出世を現実につかむ本
こっそり読まれ続けています
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!
出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ
※「出世しぐさ」は商標登録されました。
エリート社員への対抗策!
エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術
◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ
印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方
◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご覧ください)
https://shinyuri-souken.com/?p=28756
◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933