「できる人」「能力が高い人」が、スピード出世しているわけではありません。それよりも、安心して人を任せられる人が、スピード出世しています。

それは、人を「気にかける」ことができる人です。
出世とは、多くの人を任せられることだからです。
たとえば、上司のことを気にかけることができるでしょうか。
「気にかける」とは、人の気持ちや状況を思いやることです。
体調のこと、仕事の立て込み具合、会議の準備など、なんでもよいのです。
そんな気持ちは、必ず伝わります。
ところが、私たちは、上司から「気にかけてもらいたい」と思っています。
上司との関係と言えば、自分をいかに気にかけてもらえるかにあったのです。
そのために、自分の存在をアピールしました。
それが、今までの出世術でした。
しかし、上司はそんな人に、早く人を任せても、大丈夫と思うでしょうか?
上司のことを気にかけることができるか?

同じように、部下の仕事の進み具合、職場の人との関係、精神面について、気にかけているでしょうか?
そんな気持ちも、必ず伝わります。
部下は、自分のことを気にかけている人がいることに、心を落ち着かせます。
会社が抱く究極的な懸念は、昇進させたとき、さまざまな人と上手くやっていけるかということである。
と述べています。
出世のポイントは、「できる」「能力が高い」ではないのです。
さまざまな人と上手くやっていけるかです。
すなわち、さまざまな人と上手くやっていけるかという見極めがついた人から、会社は出世させているのです。
出世するということは、自分とは異なった価値観・経歴・能力を持つ人を、部下に持つということです。
人を気にかけることができる人は、そんなさまざまな人と上手くやっていけます。
会社はそんな人を見逃しません。
人を気にかけることができる人が、スピード出世するのです。
綾小路 亜也
部下のことを気にかけることができるか?

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