2025.07.03更新
会社で、言って後悔する「余計な一言」があります。「やりました」の前の「一応」です。この言葉に、上司はすぐに反応します。
どこまでやったか、明確でないからです。
にもかかわらず、なぜ「一応」という言葉を付けてしまうのでしょうか?
この言葉を使う人の心理も考えてみる必要があります。
それは、「やったこと」に自信を持てないからです。
自分で十分でないことを承知しているのです。
それには、「やったこと」がささやかだということや、報告するに足らないということもあるでしょう。
しかし上司の立場からすると、逆なのです。
上司はどんなささやかなことでも、「やったこと」を知りたいと思っています。
「やったこと」が判断材料にもなるし、「やったこと」が不十分なら、指示を出すことができるからです。
それが、「一応」という言葉を付けられてしまうと、先に一歩も進みません。
だから、この言葉にイライラするのです。
「一応」という言葉に、上司は反応する
そうは言っても、「やったこと」を堂々と報告することは、なかなか難しいことです。
しかし、ちょっと考えてみてください。
会社には、上司によくはまる人と、はまらない人がいますよね。
上司にはまる人は、「一応」という言葉をよく付けていませんか?
一方、上司にはまらない人は、取るに足らないと思われることでも、「やったこと」を堂々と報告しています。
重要なことは、「一応」という言葉は、自分も不安なら、その言葉を聞く人も不安にさせるということです。
「やったこと」がわかれば、上司は安心するということです。
綾小路 亜也
「やった」ことに、「一応」はいらない から
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