2024.09.05更新
異動希望理由に「仕事が辛い」「仕事がストレス」「上司と合わない」といった本音は、自己申告書に書きづらい。
それに部署異動を希望すること自体、気まずいし、わがままとも受け取られかねない。
部署異動したい人の言い方、伝え方を考えてみよう。
異動したい理由を言えない人は、仮に出身地で働くことになったらどうかということを、思い浮かべてもらいたい。
出身地は自分が親しんだ所だ。
そこで働くなら、ストレスもあまり感じないはずだ。
何か活躍する自分の姿をイメージできないだろうか?
この活躍する自分の姿ということが、異動理由を考えるとき、とても大事だ。
会社の究極の願いは、社員に活躍してもらいたいからだ。
だから、異動希望理由を言えない人は、まず、自分が活躍できる場所はどこか考えてもらいたい。
それは地域でもよいし、部署でもいい。
活躍できる場所はどこか
活躍できる場所を考えられると、異動希望理由は次のようにならないだろうか。
「○○地域なら、自分に合っているので、活躍できると考えます」
「△△部署なら、もっと自分の適性を活かすことができると考えます」
「活躍できる」「適性を活かす」などと、異動理由が前向きになってくるのだ。
参考までに言うと、会社は社員の出身地を意外に見ている。
会社員を一定年数経験した人は、きっと出身地、あるいは出身地近辺の勤務があったはずだ。
そんな勤務地の方が他の勤務地より多かったと思う。
私も会社生活のなかで、3回出身地勤務がある。
それは、会社は、出身地を社員が活躍できる場所と考えているからだ。
会社は社員の出身地を意外に見ている
同様に、「適性を活かせる」と言われた場合、会社はその言葉を呑み込むだろう。
これも会社が社員がより活躍できる場所を考えているからだ。
「たしかに今の部署より、△△部の方が合っているな」と判断するかもしれない。
出身地勤務にこだわる必要はないが、出身地をキッカケに、自分が活躍できる場所はどこか考えてもらいたい。
会社は「活躍」という言葉に、注目するはずだ。
異動希望理由をなかなか言えないときは、異動したい部署がないからだ。
だから、異動したいときは、先ず、自分の活躍できる場所はどこかを考えることが大事だ。
『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』では、
会社は意外に社員の出身地を見ていることを書きました。
(タイトル「過去の人事異動には意味がある」)
綾小路 亜也
活躍できる場所は必ずある
関連記事:希望部署がある人はどう書くか?
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