2025.08.03更新
ビジネス小物の費用対効果の「効果」とは、印象がよくなる、持っていることで楽しくなる、優越感を持てる、あるいは自信につながるといったことだ。
そんな「効果」を考えると、腕時計、名刺入れ、手帳、財布、筆記用具、ビジネスバッグに着目する人が多いと思う。
たしかに、いま挙げたビジネス小物類は人の目に触れることが多い。
つまり、私たちは人の目に触れる物にお金をかけることで、効果を狙っているのだ。
しかし、いい物はやはり値段を伴う。
そんなことから、私たちは値段との兼ね合いで持ち物を決めている。
自然に費用対効果を考えているということだ。
そんなビジネス小物のなかで、抜群の費用対効果を持つものがある。
ハンコだ。
ハンコは、ハンコ屋さんで買っても、2000円前後で買える。
ちょっと大きめのハンコ(直径12ミリ)を選ぶと、100円ショップなどで買ったハンコとは明らかに、押した見た目が異なるのだ。
しかし、ハンコを押す機会はどんどん減ってきている。
そんなことから、ハンコに無頓着な人も多いと思うが、大事な場面で使用することが多いのも事実だ。
では、どんなとき、ハンコを押すのだろうか?
人事関連の書類、経費関係の書類、取引先に出す書類が多いはずだ。
重要書類が多いということだ。
ところが、会社宛に出す始末書など一身上に大きくかかわる書類や、客先に出す報告書、詫び状には、粗末な印が押されていたことが多い。シャチハタが押されているケースもある。
物事の本質ではないが、印がみすぼらしいと、なにか中身まで軽いような気になってしまう。
それだけではなく、書類を作成したその人の気持ちまで、軽く感じられてしまう。
そんなことを考えると、「少しだけ」お金を使うものがあるとしたら、ぜひ、ハンコにお金を使ってもらいたいと思う。
高価なものや凝ったものは必要ない。
ハンコを買い替える効果は、自分自身にも及ぶ。
「こんなハンコでよいか」と悩むことがなくなる。
また、押印するときに、その書類の意味をいま一度、再確認するようになる。
一流のビジネスマンが気を遣っている持ち物は、ハンコかもしれない。
綾小路 亜也
㊲ 少しだけお金を使わなければならない持ち物はなにか? から
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