2025.10.24更新
その他大勢の一人になっているのは、名前が挙がらないからです。それでは起用されません。

ところが、私たちは、起用されるためには「優秀な人」「できる人」になることだと、短絡的に考えてしまいます。
しかし、「優秀な人」「できる人」では、その他大勢の一人のままです。
「優秀な人」「できる人」は大勢いるからです。
また、何をもって、優秀なのか、できるのか、判断基準も曖昧です。
つまり、「優秀な人」「できる人」で勝負しようすると、大勢の中で戦わなければならず、判断基準も曖昧だということです。
それでは、なかなか名前が挙がりません。
じつは、出世で苦戦している人は、優秀、できる信仰に囚われていることが多いのです。
考えなければならないことは、会社はポストに相応しいと思える人を、ポストにつけようとしていることです。
このポストに相応しいと思われることが、名前が挙がるということなのです。
「できる人」「優秀な人」で勝負しようとすると……

「その他大勢の一人」から抜け出す方法はないでしょうか?
これが、『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』のテーマでした。
その方法は、自分の継続した「結果」を見出し、それを上手く表現することです。
自分の経験を上手く表現するということです。
ここは難しく考える必要はありません。
・〇〇業種への営業で、成果を上げ続けてきた。
・△△地域での営業で、結果を出してきた。
・販売店指導を続け、優良販売店を育てた。
・職員採用で工夫を凝らした活動を続けた。
・新商品開発に従事し続けた。
といった具合に、自分が結果を出してきたことを、自己申告書に記載したり、面接の場などで、繰り返し訴えることです。
結果を出してきた分野は、広くしないことです。
絞り込めば、込むほど、名前が挙がりやすくなります。
そして、名前が挙がることにより、ポストを射止めることができます。
かつては、会社は、優秀なリーダーだから、できるからということで、ポストを与えてきました。
ポストに余裕があったからです。
しかし、今、ポストに余裕がなくなってきています。
優秀なリーダー、できる人になることで出世をめざす従来型の出世術では、出世しにくくなったのです。
ポストを射止めるには、「その他大勢の一人」にならないことが大事です。
綾小路 亜也
上記記事は、『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』のまとめです。
(「優秀」からの脱却が書かれています)
自分だけの領域を表現する

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