2024.09.01更新
モノを落としてしまうのはどんな時だろう? たいがいポケットやバッグの中を「どこだっけ?」と捜した時だ。こんな時、個人情報が書かれたメモを落とす。
「どこだっけ?」と捜さないことが、紛失を防ぐのだ。
捜す過程で、他のモノを落としてしまうという事態を防げる。
そのためにはモノの収まる場所を固定することだ。
『情報セキュリティ時代のビジネスマナー』では、
移動中、頻繁に出し入れするものはジャケットに入れると述べた。
つまり、ジャケットに入れるモノを、先に決めてしまうということだ。
ジャケットに入れるモノが決まると、どんな効果があるだろう?
そのモノがたえずジャケットに入っているという安心感が生まれる。
それは居場所が定まるということである。
すると「定期券、どこだっけ?」と捜すようなことはなくなる。
しかし、頻繁に出し入れするモノをビジネスバッグに入れておくと、必要なモノを取り出すとき、他のモノ一緒に取り出してしまったり、いったん外に出さなければならなくなったりする。
このことが書類などの紛失につながるのだ。
先にジャケットに入れるモノを決めてしまう
ジャケットに入るものが決まるということは、同時にジャケットに入らないものも決まるということだ。
ここでビジネスバッグに入るものが決まる。
こうした過程を踏むと、ビジネスバックの中での置き場所が定まる。
しかし、ジャケットにモノを入れることには、ビジネスマナーの壁が立ちはだかる。
ビジネスマナーの本は、ジャケットの内側のポケットに入れるものは財布に名刺入れ、筆記用具としつつも、それ以外のものをどこに入れるかは明らかにしていないからだ。
つまり外側のポケットに入れるものには、まったく言及していない。
その理由もビジネスマナーの本は明らかにしていないが、意外なほどシンプルで、外側のポケットは飾りだからである。
それは服飾術の本に記されている。
外側のポケットがつかえないとなると、頻繁につかうものをビジネスバッグに入れなければならなくなる。
そうなると、たえずバッグを開けなければならなくなる。
それでは紛失リスクは高まってしまうのだ。
頻繁につかうものは、「小物入れ代わり」にしないという前提で、ジャケットの外側のポケットに入れたらいいと考える。
今の時代は、ジャケットに入れてはいけないものにこだわるのではなく、ジャケットに入れるモノを考える時代だ。
綾小路 亜也
③ 移動中、頻繁に取り出すものは、ジャケットに入れる から
※情報セキュリティ時代のビジネスマナーのポイント
①移動中、できる限りビジネスバッグを開けない
②移動中頻繁に取り出すものは、ジャケットに入れる
③ビジネスバッグに入れるときは、バッグの中で置き場所を固定する
ジャケットに入れるモノが決まると、ビジネスバッグに入れるモノが決まる
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