2025.10.20更新
モノを落としてしまうのはどんな時でしょう? たいがいポケットやバッグの中を「どこだっけ」と捜した時です。

捜す過程で、他のモノを落としてしまうのです。
「どこだっけ」と捜さないことが、紛失を防ぐのです。
そのためにはモノの収まる場所を固定することです。
『情報セキュリティ時代のビジネスマナー』では、移動中、頻繁に出し入れするものは、ジャケットに入れると述べています。
つまり、ジャケットに入れるモノを、先に決めてしまうということです。
ジャケットに入れるモノが決まると、どんな効果があるのでしょう?
そのモノがたえずジャケットに入っているという安心感が生まれます。
それは居場所が定まるということです。
すると「定期券、どこだっけ?」と捜すようなことはなくなります。
しかし、頻繁に出し入れするモノをビジネスバッグに入れておくと、必要なモノを取り出すとき、他のモノ一緒に取り出してしまったり、いったん外に出さなければならなくなったりします。
このことが書類などの紛失につながるのです。
先にジャケットに入れるモノを決めてしまう

ジャケットに入るものが決まるということは、同時にジャケットに入らないものも決まるということです。
ここでビジネスバッグに入るものが決まります。
こうした過程を踏むと、ビジネスバックの中での置き場所が定まります。
しかし、ジャケットにモノを入れることには、ビジネスマナーの壁が立ちはだかります。
ビジネスマナーの本は、ジャケットの内側のポケットに入れるものは、財布に名刺入れ、筆記用具としつつも、それ以外のものをどこに入れるかは明らかにしていないからです。
つまり外側のポケットに入れるものには、まったく言及していないということです。
その理由もビジネスマナーの本は明らかにしていませんが、意外なほどシンプルで、外側のポケットは飾りだからです。
それは服飾術の本に書かれています。
外側のポケットが仕えないとなると、頻繁につかうものをビジネスバッグに入れなければならなくなります。
そうなると、たえずバッグを開けなければならなくなります。
それでは紛失リスクは高まってしまうのです。
頻繁につかうものは、「小物入れ代わり」にしないという前提で、ジャケットの外側のポケットに入れたらいいと考えてください。
今の時代は、ジャケットに入れてはいけないものにこだわるのではなく、ジャケットに入れるモノを考える時代です。
綾小路 亜也
③ 移動中、頻繁に取り出すものは、ジャケットに入れる から
※情報セキュリティ時代のビジネスマナーのポイント
①移動中、できる限りビジネスバッグを開けない
②移動中頻繁に取り出すものは、ジャケットに入れる
③ビジネスバッグに入れるときは、バッグの中で置き場所を固定する
ジャケットに入れるモノが決まると、ビジネスバッグに入れるモノが決まる

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