いまの昇進において主流になっているのは、「課長の仕事にふさわしい人を課長にする」「部長の仕事にふさわしい人を部長にする」といった考え方だ。
すなわち、「課長が務まるか」「部長が務まるか」といった基準で、優劣判断をしている。
ただ、その優劣判断は結果や実績を見た判断とは異なり、どうしても曖昧さが残り、判断するほうの主観も入る。
思い切って言えば、
このような明確なようで、明確でない場に立つと、ポストにつくのは難しくなってしまうのだ。
じつは、このような選考の場に立たない人がいる。
ポストに対し、「アイツだ!」と思わせる人だ。
「アイツだ!」と思わせるのは、ポストへの必然性が高いからである。
あなたが追うべきは、この必然性だ。
実際、会社はそんな人からどんどんポストに紐づけしていき、残ったポストについて、多くの候補者から選定を行う。その際の基準が、「課長の仕事にふさわしい人」「部長の仕事にふさわしい人」だ。
この選定を受ける一群に回ってしまうと、大激戦の場に立つ。選定基準も曖昧で、主観も入る。
すると現実にポストにつくのは難しくなってしまうのだ。
いま述べたことは、他の出世本やビジネス書には書かれていないはずだ。
サラリーマンを卒業したあとに、「結局は、ポストへの必然性をもった人が出世した」としみじみ思う。
あなたは、「課長の仕事にふさわしい人」「部長の仕事にふさわしい人」という選定を受ける一群から抜け出し、あなたという固有名詞でポストをつかんでもらいたい。
そのほうが何倍もポストにつきやすいからだ。
綾小路 亜也
出世で苦戦するのは、大激戦の場に立つからである から抜粋
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