会社が関心を示すところで、存在を知ってもらう

2021.11.26更新

 

みなさんが、もし本社で働きたいと強く思うなら、現場で成果を上げ、優秀と思われることのほか、本社に知られる存在になることが重要だ。

 

それには、本社に知られる成果を上げること、取り組みをすることがポイントだと思う。

 

それでは、どのような成果を上げ、どのような取り組みをすればよいのだろうか?

 

その方法の一つとして、飛び抜けた成果を上げ、全国に名を轟かすという方法がある。

 

私はそれよりも、会社が関心を示しているところで名を知られた方が、本社に行く可能性は高まると考えている。

 

 

会社が関心を示す事柄はその時々で変わる。

 

お客さま満足度を高めることに全社で向かっているときもあれば、イノベーションに向かっているときもある。
また職場での改善、効率化に向かっているときもある。

 

そのときのテーマで顕著な取り組みをした組織や人は会社の目にかならず留まる。

 

その理由はシンプルだ。
会社はそんな取り組みをした組織や人を探しているからである。
そんな取り組みを全社にアピールしたいからだ。

 

しかし、顕著な取り組みと言えるためには、他の取り組みと違うものがなければならない。

 

取り組みの着眼点が違うとか、取り組みがものすごく具体的だとか、取り組みを愚直に推進しているとか、すばらしい成果が出たとか、全社の中でも際立っていなければならない。

 

私は、その中で具体的ということがポイントのような気がする。

 

たとえばお客さま満足度を高めるという会社方針の場合、それだけでは抽象論にすぎない。
それを現場で、どういう形で、どういう方法で高めていくかがポイントとなる。

 

じつは、方針を立てた会社自体は現場での落とし込み方はよくわからないでいる。
ここにみなさんのチャンスがある。

 

そんなときに、できる限り具体論を示すことだ。
その具体論こそが、会社の知りたいことだからである。

 

自分の手で、自分が知られる存在になる。
― それは口で言うのは簡単だが、非常に難しいことだ。

しかし、このことをみなさんが意識しなければ、みなさんの名前が知られることはない。

 

自分の名が自然に知られることはない、ということを意識することが、出世につながっていく。

 

綾小路 亜也

 

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