職場の人を見下す人にありがちな傾向は? ー 知人や本の話をすること

2025.01.19更新

 

職場の人を見下す人にありがちな傾向は、知人や読んだ本の話をよくすることです。人を見下す人を撃退するには、話す出番を与えないことです。

見下す人を無視するということです。

そうすれば、自分にはこんな知人がいる、自分はこんな本を読んでいるといったことを話せません。

 

人を見下す人には、話す相手が必要なのです

そこには、自分を上に、人を下に見たいという心理があります。

 

ここで、有名なマズローの「欲求5段階説」を思い起こしてください。

 

人間の欲求は、生理的欲求 ー 安全の欲求 ー 所属と愛の欲求 ー 承認の欲求 ー 自己実現の欲求の順で、階層になっていますよね。

 

この5段階の欲求のうち、承認の欲求までは、他人が必要なのです。

 

人を見下す人は自分への承認欲求を強く持っています。

だから、人に話すことにより、自分の承認欲求を充たしたいのです。

 

 

人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ

『人間性の心理学』マズロー

 

問題なのは、自分の承認欲求を充たすために、人を見下すという手段をとることです。

人の話を否定したり、人が読んだ本にケチをつけます。

人の知人すら、馬鹿にします。

 

そうまでして、自分の承認欲求を充たしたいのです。

人を見下す人は劣等感が強い人と言えます。

 

人を見下す人は、そのように育ってきました。

育ち方が悪かったのです。

 

 

「人を見下す人」は承認欲求が強い

 

「人を見下す人」の末路について、サラリーマンの本質でこう表現しました。

 

この人たちが、サラリーマン生活を終えた後に待っているのは、余りにも淋しい生活である。定年を迎えると、役職がつかない人生が待っているからである。

 

役職や役目がついている時には、嫌々ながらも話しを聞いてもらえる。しかし、役職がつかなくなった時には、「人間性」のみが直視される。

 

この人たちが、そのまま、「自分の価値観が通らなくなり、誰にも相手にされなくなるということを気づかないでいたならば、やはり、それはサラリーマンの悲劇の分類に入るのである。

 

 

そう、定年後は、嫌々でも承認してくれる相手がいなくなってしまうのです。

もっと言えば、承認を求める相手がいなくなるのです。

すると、自分の拠り所がなくなってしまいます。

さびしい末路が待っているのです。

 

綾小路 亜也

 

 

サラリーマンの本質

「見下しているつもりが見下されている上司」から

 

 

定年後は承認を求める相手がいなくなる

 

 

関連記事:職場で軽んじられたとき、どうするか?

人が一番悔しい思いをするのは、軽んじられたとき 対抗策は?

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所の出世を現実につかむ本

 

こっそり読まれ続けています
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

本の目次

 

スマホで読む方法

 

 

出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ

「出世しぐさ」のすすめ

本の目次

 

「出世しぐさ」は商標登録されました。

 

 

エリートの弱点を突く!
エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術

本の目次

 

 

新しい出世術
コロナ後の「たった一つの出世の掟」

本の目次

 

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ

 

情報セキュリティ時代のビジネスマナー

 

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

 

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

 

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

 

 

◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご覧ください)

https://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933

 

 

出世は「構え方」で決まります

◆新百合ヶ丘総合研究所の出世四部作

出世四部作