出世するには必ず人事異動が伴うという原則を、ビジネスマンはとかく忘れる。それよりは、いつの間にか昇進しているといった姿を夢見てしまう。
たとえば、今の部署の課長に持ち上がる姿、隣の課の課長に抜擢される姿が頭にチラつくのだ。
しかし、よく考えてもらいたい。
今の部署の課長に持ち上がるケースも、隣の課の課長に抜擢されることも、人事異動なのだ。
その証拠に、そんな場合でも人事異動は必ず発令される。
それは、たまたま勤務場所が変わらないというに過ぎない。
忘れてはならないことは、そんな場合でも、人事選考は必ず行われるということだ。
けっして誰でもよかったわけではない。
そのポストに一番相応しかった人が選ばれたということだ。
すなわち、昇進には必ず人事選考が伴い、人事異動という形をとるのだ。
その人事異動は、たまたま職場が変わらなかっただけ
言ってみれば、当たり前のことだが、私たちはどうしても自然な形で昇進したいと思う。
その裏には、人事選考を避けたいという思いがある。
選考の場に立つことは、嫌だからだ。
出世する人と出世に苦戦する人の差はここにあるような気がする。
出世する人は、選考の場に立つことを恐れない人だ。
結果、昇進できないことだってある。
しかし、それでもまた選考の場に立ちたいと願うのが、出世する人なのだ。
出世する人と出世に苦戦する人の違いは、選考の場に立つことを、恐れるか、恐れないかの差とも言える。
出世する人は、選考の場に立つことを願う
では、今の部署の課長に持ち上がること、隣の課の課長に抜擢されることを目指すことはいけないかと言えば、そんなことはない。
また、転居を伴わない昇進を目指してはいけないかといえば、そんなことはない。
そんな昇進の仕方もあるのだ。
重要なことは、今の部署の課長や隣の課の課長に就く力量を有しているかということだ。
上司からも周囲からも、「アイツなら務まる」と評価されることだ。
すると、上司はまず管理職登用を申請する。
その結果、今の部署の課長や隣の課の課長に就くこともあるし、他部署の課長につくこともある。
これが、選考の場に立つということだ。
選考の場に立つことを恐れない、すなわち人事異動を恐れないという心構えを持つと、出世は近づいてくる。
綾小路 亜也
出世とは、役割が変わること
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