2024.11.19更新
ビジネスで初対面の人との会話で気をつけることは、ビジネスと関係ないことを聞かない、話さないことです。お客さまから会話内容へのクレームが増えているからです。
そんなクレームは本社に寄せられます。
それを聞いた本人は驚きますが、ビジネスと関係ないことを聞いたり、話したことが原因になっています。
天候の話、季節の話、いま話題になっていることなど当たり障りのない話は問題にはなりません。
『情報セキュリティ時代のビジネスマナー』では、次のように話のきっかけを求めることはないか、警鐘しています。
「私は〇〇県出身なんですが……」
「大学時代△△部に所属していましたが……」
「ウチの息子は……」
「家族と旅行に行ったのですが……」
自己開示して、話の「とっかかり」を求めようとしているのです。
自己開示して、話の「とっかかり」を求める
そんな話を、興味を持って聞く人もいれば、嫌な思いをしたり傷つきながら聞く人もいます。
つまり感じ方、受けとめ方は、一人ひとり違うということです。
それは、相手の身になってみなければ、わかりません。
相手の身になってみなければわからないということは、自分にはわからないということです。
そう考えると、雑談は世間話程度にしておいたほうが無難ということになるのではないでしょうか。
多くの場合、自己開示とプライバシーへの踏み込みはペアになっています。
あることを自己開示すると、その部分を相手にききやすくなるからです。
そして自己開示は相手との距離感によって判断しています。
重要なことは、その距離感は自分が判断しているということです。
それゆえ、相手との距離感を読み間違えると、好ましくない自己開示を行ってしまうのです。
聞きたくない話を聞かされているかもしれない
ビジネスでは、ビジネスと関係ないことは、きかない、話さないが大原則と考えたほうがよいのです。
それではまったく面白みのない会話になってしまうかもしれませんが、信頼関係ができるまでは、そのように考えたほうが無難だということである。
ビジネスと関係があるか否かの見極めのポイントは、そのことをきいたり、話さないと、ビジネスに支障をきたすかどうかということです。
綾小路 亜也
㉓ ビジネスと関係がないことを聞かない、話さないことが大原則 から
*情報セキュリティ時代のビジネスマナーのポイント
①取引先と自分、ユーザーと自分という距離感を忘れない
②ビジネスと関係がないことは、きかない、話さない
見極めのポイントは、そのことをきいたり、話さないと、ビジネスに支障をきたすかどうか
相手との距離感を間違えない
関連記事:プライバシーに踏み込むのは、どんな時?
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