2026.02.09更新
「優秀な人は出世しない」といった声もありますが、「優秀な人は」と前提を付けること自体、ちょっとおかしいかもしれません。

「優秀」は出世の決定要素ではないからだです。
すると、出世に不可欠な要素は何でしょう?
1.ポストへの必然性
私たちは今まで大きな誤解をしてきたようです。
「優秀」ならば、出世できると考えていたことです。
その証拠に、自分より能力が劣っていると思う人が出世すると「なんでアイツが」とつぶやきます。
出世という現象に真向かいするならば、出世とは上のポストにつくことです。
本来、上のポストにつく方法を議論すべきところ、優秀さを競い合っていたということです。
そもそも「優秀」という言葉ほど曖昧なものはありません。
重要なことは「何に対して優秀か」ということです。
そう捉えれば、自分の強みが見えてきます。
その多くは経験に基づく強みです。
すると、めざすポストがわかります。
会社は「優秀」だからポストを与えているのではありません。
そのポストが務まると思うから与えています。
そこで結果を出せると思うから与えているのです。
だから、めざすべきポストが務まる、結果を出せることを、アピールすることが必要です。
それはポストへの必然性を示すことです。
ポストへの必然性が出世を決めているのです。

2.タイミングを逃さない
出世は異動によって現実になります。
異動で選ばれる人になることが必要なのです。
この原則を、私たちはとかく忘れます。
組織のことを思い「もう一年」と考えたり、居心地が良かったとき、「もう一年」と思ったりします。
組織を思う気持ちはとても大事ですが、「出世は異動によって現実になる」という原則は忘れない方がよいと思います。
昇進時期が来たならば、異動を躊躇わず、しっかり昇進しておくことが大事です。
また、私たちは口では「今年は勝負の年」と言いつつも、部下への言動などが元で、出世のタイミングをフイにしてしまうことがあります。
出世には、タイミングを逃さないということも必要です。
チャンスと思えたなら、最後の最後まで脇を締めて、異動発表日を待つことです。
『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』から

3.上の地位につく雰囲気
私たちは「偉くなる人には雰囲気がある」ことを知っています。
その感覚は当たっています。
ここに、優秀でも出世できない原因が存在します。
優秀でも出世できない人には、偉くなる雰囲気がないのです。
たとえば、人につっかかる、口論をする、協調性がないということです。
会社はそんな人の偉くなった姿をイメージできません。
イメージできなければ、昇進判断の俎上に上ることもないのです。
じつは昇進判断は、イメージの世界です。
述べたように、会社そのポストが務まると思うから、昇進させています。
これもイメージです。
そして、上の地位についたその人の姿もイメージします。
抵抗感なくイメージできたとき、昇進を決めているのです。
『「出世しぐさ」のすすめ』から

4.自分を表現できる
出世の行く手には、大きく立ちはだかるのは、エリートの存在です。
私たちはポストには限りがあることを知っていますから、「エリートたちの後塵を拝してもやむを得ない」と考えてしまうのです。
それはエリートたちが持っていて、自分が持っていないものを考えている証拠です。
しかし、その逆を考えてみることです。
すなわち、自分が持っていて、エリートたちが持っていないものです。
考えれば、いくらでも浮かびます。
その多くは、実務での経験です。
そんな自分を表現するのです。
自己申告書や評価シートの紙面で、上司との面談、会議の場などを通して、表現していくのです。
これがエリートへの対抗軸となります。
この対抗軸を持ち合わせていないと、エリートの後塵を拝してしまいます。
会社はエリートとエリートが持っていないものを持っている社員。どちらに軍配を上げるでしょうか?
今、会社は結果を求めています。
エリートが持っていない経験を持っている社員に軍配を上げるケースが多くなっているのです。

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