体を立体で考えると、一流の人の動作になる

2018.11.11更新

最近の本には一流の人の所作が書かれている。
そんな本を読むと、一流の人の所作をなんとなくイメージできるものの、自分に置き換えることができない。
それは、一流の人の所作を平面で考えているからだ。
一流の人の所作を立体で考えると、その秘密が見えてくる。

 

電車に乗ると、隣の人の手や足が自分の席の方にはみ出て、窮屈な思いをすることがある。
また、スマホを横にしてゲームに夢中になっている人の肘がはみ出て体に当たることもある。
この人たちは、自分の手や足がはみ出ていることに気がつかないのだ。
「なぜ、気がつかないのだろう?」と私は不思議に思っていた。

 

あるとき、私の頭に「立体」という文字が通りすぎた。
自分の体を地面から四角柱のように立ち上げたイメージが浮かんできたのだ。
「そうか、自分の手や足がはみ出る人は、自分の体を立体で考えることができないのではないか」と思えてきたのだ。
あなたも試しに、電車で座っているときに自分の体を見てもらいたい。
あなたの目に映っているのは自分の膝ではないだろうか。
それも平面的にしか見えないはずである。

 

反対に、一流の人は、自分の体を立体で考えられる人ではないか。しかも自分の四角柱をくずさないまま、動作をとれる人ではないかと思えてきたのだ。
それゆえ、毅然と、また優雅にも見えるのではないかということがわかってきた。

 

動作を立体で考えてみると、ほかにもわかってきたことがある。
姿勢の悪い人も四角柱の中におさまっていない。
「せわしない人」はたえず手や足が四角柱からはみ出たまま動いている。
声についても、このことが言える。
電車の中でも、仲間と大きな声で話し合う人がいる。
その人たちの声は、自分の体から大きく離れてしまっているのだ。

 

そんな発想が浮かんできたとき、ある一冊の本に書かれていたことが目にとまった。
この本の第1章で紹介した、たかぎこういち氏の『一流に見える服装術 センスに関係なく「最適な服」が選べるスーツスタイルの教科書』には、自分の体型に合った服装の選び方が書かれていた。
[ポッチャリ体型]は「オーバル型」、[ガッチリ型]は「ボックス型」、[やせ型]は「I字型」、[背が低い体型]は「V字型」にまとめるとあり、イラストも掲載されていた。

 

私の目にとまったのはイラストだ。
体型別に楕円や長方形で体を囲っていたからだ。
つまり、[ポッチャリ体型]の人は楕円の中に、[ガッチリ体型]は長方形の中に、[やせ型]は細長い長方形の中に、[背が低い体型]は逆三角形の中におさまっていないと、締まりがなく見えるのだ。
このことは、体型を、立体にして説明していることになる。
そして、体型別の立体からはみ出ると、だらしなく見えるのだ。

 

 

自分の体を立体でなかなか考えない。
しかし、人は立体で見ている!
それゆえ、美しい所作などの表現が出てくるのだ。
最近は、歩く姿勢に着目したポスチュアウォーキングも流行っている。
このことも、動作を立体で見ていることになる。
あなたには、自分の体を地面から四角柱のように立ち上げてイメージしてもらいたい。
この四角柱を崩さない動作がとれれば、人への配慮につながり、あなたを毅然に、優雅に見せるはずだ。

 

綾小路亜也

 

 

2019年新春発売予定の
『出世しぐさのすすめ』から抜粋

 

 

 

 

 

 

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