自己評価欄に何も書けないとき、上手い手はないか?

2024.04.02更新

 

自己評価欄にまったく書けないときがある。
成果が出なかったときだ。
そんなとき、潔く「成果が出ませんでした」と書いたり、スカスカで提出してしまう。

 

自己評価を書けないとき、上手い手はないだろうか?

 

考えたいことは、

「成果」が出た、出なかったという問題と、

評価用紙に「書ける」「書けない」という問題とは、

別問題だということだ。

 

自分では成果が出なかったと思った場合にも、コツがある。

 

まず、白紙の用紙に、箇条書きに、自分のやったことを書く。

思い浮かべるだけ書くことだ。

 

成果が出なかったとしても、取引先や新規工作先を訪問し続け、企画書を提出したり、ミーティングを重ねたりしたはずだ。

社内でも、ミーティングや研修会などを重ねたはずだ。

 

そんな「事実」を、日付、回数を思い浮かべて書く。

 

 

 

その「事実」を内容別にまとめたりして、自己評価欄に書いたらどうだろう?

 

「事実」が書かれていれば、評価者は必ず目をとめる。

 

 

あとは、評価者がその「事実」をどう判断するかだが、

一般的に「事実」が書かれている答案には、そんなに悪い点はつかない。

 

「事実」が書かれていない答案は、判断のしようがないから、極端に悪い点がついてしまうのだ。

 

こうして「事実」を基に、一年を振り返ってみれば、自分の行動は、けっこう捨てたものではないことがわかるはずだ。

 

 

記入に際し、一点だけ、注意することがある。

文章で「事実」を書かないことだ。

そうすると、読む方は苦痛になるし、なにか言い訳がましく映る。

あくまでも箇条書きで、やったことを簡潔に列挙することである。

 

 

(参考)

コロナ後の「たった一つの出世の掟」では、

自分の継続した結果を示すために、

「事実」を次のように記載する例を挙げた。

 

 

販売店会議の企画と運営

2021年度 販売店会議○○回開催 新規会員数△△社 

2020年度 販売店会議○○回開催 新規会員数△△社 

2019年度 販売店会議○○回開催 新規会員数△△社

 

販売店会議開催という「事実」を取りあげた。

 

単に販売店会議を開催を示したに過ぎないと思うかもしれないが、

このような「事実」が示されていると、評価者は必ず目をとめる。

 

実際、販売店会議を開催し続けるということは、たいへんなことだ。

そんな「事実」は堂々と示すべきである。

 

この「事実」を単年度評価として、自己評価欄に書くなら、

その年度の販売店会議の実施について、開催回数、内容、工夫を凝らした点などを書けばよい。

 

このような形ならば、書けるのではないだろうか?

 

綾小路 亜也

 

 

 

 

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「自分の強み」がわからない人へ ー 継続している事実を数字に

 

 

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