2025.07.22更新
ビジネスの世界にいると、その人が、どの業種の営業マンかたいていわかる。金融関係か、商社か、メーカーか、あるいはシステム関連かということだ。
ところが、どの業種の営業マンかよくわからない人もいる。
営業っぽくないからだ。
じつは、そんな人は優秀な営業マンであることが多い。
なぜ営業っぽくない人が、「できる営業マン」なのだろう?
考えてみる価値はありそうだ。
それは、相手の身構え方にあるのではないだろうか?
たとえば、いかにも保険会社の営業マンという人と接すると、相手は、「いつかは必ず保険の提案や勧誘を受ける」と身構える。
話も、保険の話に限定される。
ところが、営業っぽくない人と接すると、相手は安心感のようなものを持つ。
話も弾むし、業種を超えた話もできる。
その結果、営業への環境も醸成され、貴重な情報を得ることができるのはないだろうか。
つまり、営業っぽくない営業が、結果を生むということである。
その人、どこの業種の人かわかりますか?
そう考えると、私たちは「できる」ということを、ずいぶんと短絡的に考えてきたことがわかる。
しかし、それは無理からぬことかもしれない。
ビジネス書もビジネスマナーの本も、「できる営業マン像」を作ってきたが、よくよく考えれば、その像は画一的だからだ。
画一的な像からは、やはり「差」が生まれないのだ。
『なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか』では、「できる社員とはどういう社員なのか?」と問い、「それは、いかにもその業種の人に見えない社員である」と結んでいる。
参考にしていただきたい。
綾小路 亜也
㊵ 「できる社員」とはどういう社員なのか? から
できる社員のビジネスマナー
本の目次スマホで読む方法
【目的、難易度別】ビジネスマナーが効率的に学べるおすすめ本9選に選ばれています。
◆企業で働く人のビジネスマナー(発行書籍)
出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ
※「出世しぐさ」は商標登録されました
情報を軸にした 新しいビジネスマナー
本の目次
※「情報セキュリティ時代のビジネスマナー」は商標登録が認められました。
ビジネスマンのハンコの押し方・持ち方
印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方
本の目次
◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!
◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご欄ください)
https://shinyuri-souken.com/?p=28756
◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933
出世は「構え方」で決まります
◆新百合ヶ丘総合研究所の出世四部作