仕事が来る人の条件① 「あれどうなった?」と言われない人

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「ビジネスマンの生き抜く技術⑨」

 

今まで述べてきたように、ビジネスマンを生き抜くには仕事の量をこなすことが重要である。
そして、「仕事の量をこなす」代表者と言えば、わたしたちが、これから考察していく「仕事が集中する人」である。

 

ここで、大事なことを見逃してはならない。
それは、「仕事が集中する人」は仕事が来るから、仕事が集中するということである。
言い替えれば、「仕事が集中する人」は、仕事が来る「なにか」を持っているということになる。

 

私は、その「なにか」は、「あれどうなった?」「まだやっているのか?」「どこに行っているんだ?」と言われないことだと考えている。
すなわち、「仕事が集中する人」は、「あれどうなった?」「まだやっているのか?」「どこに行っているんだ?」と言われない人だと考えている。
私は、この3つのことを言われないことが、仕事が来る条件だと考えている。
そんなことを言われるような人には仕事は来ないのである。

 

今回は、その1番目である「あれどうなった?」について考えてみたい。
「あれどうなった?」と言われないためには、解答は1つしかない。それは、多くのビジネス書がいっているように「すぐやる」しかない。

 

しかし、「あれどうなった?」はそんなシンプルなものだが、意外と奥深いのである。
一つは、「あれどうなった?」は、仕事を依頼した方から見れば、一定の時間を待って発した言葉であるからである。
そして、「あれどうなった?」という言葉は、様子を探る言葉でもあり、言う方も言いづらい言葉であることを理解してもらいたい。
それは、そんな依頼側の感情を理解しえない人が、「仕事ができる人」などを論じてもなんの意味がないからである。

 

そして、もう一つは、「あれどうなった?」はどういう場合に言われる言葉であるかを理解する必要がある。
「あれどうなった?」は、時間を要しそうな重たい依頼の際に、言われる言葉だろうか?
多分、違うだろう。依頼側から見れば、そんな時間がかかるものではないと思っていること、すぐにでもできそうなことをまだやってくれていないときに言う言葉ではないだろうか?

 

たとえば、「電話をかけてくれ」「まとめておいてくれ」「話しといてくれ」「予約しておいてくれ」「確認しておいてくれ」「連絡をくれ」………
「あれどうなった?」は、そんな簡単なことに対する依頼ができていないときに発せられる言葉ではないだろうか?
そんな簡単なこともやってくれないことに対するイライラ感が募った言葉だと思うのである。

 

そして、こんな言葉を吐かれた人には、同じような依頼が回ってくることはなくなる。
それは、依頼側から見れば、また待たされるのが嫌であり、またイライラするのが嫌だという単純な理由からである。
きっと、依頼主は、そんな不愉快な思いをせずに済む人に新たな依頼をするだろう。

 

実は、このことが、仕事が来る人になるか、仕事が来ない人になるかの分かれ道なのである。
そして、このことにより、「仕事が集中する人」が生まれる。
「仕事が集中する人」は、依頼主から見ればイライラしないで済む人である。だから、また頼もうとするのである。それゆえに、どんどん仕事が集中していくのである。
一方、仕事が来ない人は、どんどん仕事がなくなっていく。
たったこれだけの話であるが、ビジネスマンの行く手を二分するのである。

 

そして、「あれどうなったか?」のディープなところは、その言葉を言われる人、言われない人とも、それがその人の癖になっているからである。
もしかすると、「あれどうなった?」と言われる人は、「簡単なこと、すぐにでもできそうなことは、後回しでもいいんじゃないか。それよりは重要な問題から取り組むべきじゃないか」と仕事の優先順位を考えている人かもしれない。そんなことを考える癖がついてしまった結果、すぐにやらない癖も体に染みついてしまった人なのかもしれない。

 

 

しかし、簡単なこと、すぐにでもできそうなことを、やれるかどうかで、ビジネスマンの行く手は大きく2つに分かれるのである!
シンプルだが、ここが大きな分岐点なのである。

 

『サラリーマンの本質』で「仕事は、とにかく簡単なものから解決していく」を詳述している。参考にしていただきたい)

 

 

 

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