『大人のお作法』

オネエキャラーで女性に人気抜群の岩下尚史氏の『大人のお作法 (インターナショナル新書) 』を読んで、感じたことをお話ししたい。

 

みなさんには、この本は「大人のマナー」ではなく、「大人のお作法」と言っているところに着目願いたい。

 

この本を読んで、見えてきたものがある。
それは、今の大人は若者を真似ている! ということだ。

 

たしかに、以前は、大人と若者との間に一線があったような気がする。
若者は大人の姿を見て育ち、自分もやがて親と同じような姿になっていった。

 

しかし、今の大人たちは、自分たちの方から、言葉遣いやイントネーションまで若者に合わせようとしている。
また、服装とて、若者と同じようなものを着ている。
その結果、「子供顔の大人たち」が出来上がったと著者は言う。

 

もちろん、それが、いいとか悪いとかいう話ではない。ただ、そんなことは、たしかにある。

 

そして、著者が見てきた昔の大人は、ゴルフや飲み会といった社交ではなく、親戚一門、自分の暮らしている共同体、自分の職業集団との付き合い方など、自分が生きていく上で必要な社交ができていた。
また、服装から髪型から化粧から、型が決められていて、年配、職業、位など、外見に表れていたという。

 

このことも、たしかにある。
つまり、今の大人は大人らしい大人ではなくなっていると、著者は言いたいのだと思う。
そして、それは、大人としての作法を忘れてしまっているからではないかということになる。

 

正直、この本には、結論らしきものは書かれていない。
それゆえ、マナーの一環としてこの本を手に取った人は「具体的に得るものがなかった」と思うかもしれない。

 

だが、私はここにマナーと作法の決定的な違いがあると思う。
マナーは、いわば場面ごとの思いやりや気づかいのような気がする。もちろん非常に大切である。
一法、作法は、その人が置かれた環境における立ち振る舞い方を示しているのではないかと私は思う。

 

だから、マナーのように具体例を示すことは、なかなか難しいことではないかと思う。
ただ、作法は、人の生き方にも通じるところがあり、マナー以上に重要かもしれない。

 

 

大人のお作法 (インターナショナル新書)

 

目次

 

第一章 それでもお茶屋に上がりますか

第二章 食通を気取るその前に

第三章 そんなに「伝統文化」が大切ならば

第四章 「大人の男」と見られたいなら

第五章 執着を離れなさい

第六章 どんなに知識を増やしたところで

第七章 あなたの「居どころ」はどこですか

第八章 困りはするが悩まない

 

 

 

 

 

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