大人の語彙力が面白いほど身につく本 (青春新書プレイブックス)
話題の達人倶楽部 青春出版社 2017-01-28 |
私たちは、どこかで、用字用語の使い方、慣用語・慣用句の意味を誤って覚えてしまったらしい。
漢字の書き間違いと異なり、誤って覚えてしまったことは、たちが悪い。
それは、こんな本に出合わなければ、一生誤ったまま使い続けるからだ。
また、一つの語句を区切ってワープロ変換すると、その語句に相応しくない漢字が表示されてしまうことも、この本を読んでよくわかった。
そんな誤変換は、なかなか見つけることができない。
あるいは、なまじ漢字を知っていると、漢字を使用したくなるが、その用語には、その漢字でないことも多い。
この本にはさまざまな誤用、誤字が記載されているが、本来の意味と異なる使い方をしている例を、いくつか紹介しておきたい。
さわり……本来の意味は「話などの要点」
憮然……本来の意味は「失望してぼんやりしている様子」
檄を飛ばす……本来の意味は「自分の主張や考えを広く世に知らせること」
やおら……本来の意味は「ゆっくり」
姑息……本来の意味は「一時しのぎ」
うがった見方をする……本来の意味は「物事の本質をとらえた見方をする」
にやける……本来の意味は「なよなよしている」
失笑する……本来の意味は「こらえきれず吹き出して笑う」
やぶさかでない……本来の意味は「喜んでする」
おもむろに……本来の意味は「ゆっくりと」
どうだろう?
今日も、みなさんの会社では「君はうがった見方をしている!」、「いやそういうあなたこそ、うがった見方をしている!」と、言い争いをしているのではないだろうか。
「うがった見方」を正しく知っている人から見れば、この人たちは、激しい口調でほめあっていることになる。
この本のイメージ:用語辞典のようなものと考えていただければと思います。
目次
Step1 言葉を正確につかむのが、語彙力の基本です
Step2 その「書き間違い」、語彙力を疑われます
Step3 語彙力アップの鍵は「いい間違い」をしないことです
Step4 あらたまった言葉を使えれば、大人として一人前です
Step5 カタカナ語を「武器」にすると語彙力は面白いほど上がります
Step6 言葉の使い方が魅力的な人は上手に「たとえ」を使っています
『大人の語彙力が面白いほど身につく本 (青春新書プレイブックス)』
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