2024.10.08更新
上司と出張するときのマナーは「共に行動」することと言われています。しかし上司の「ひとり時間」を大切にするのも、またマナーなのです。
それは、みなさんは「一人の時間を持ちたい」と思いますが、上司とて同じだからです。
だからホテルの朝食会場では、上司と同じテーブルに座らず、上司の「ひとり時間」を大切にした方がよいです。
実際の朝食会場の光景を思い浮かべてみましょう。
出張先のホテルで朝食を迎えます。
朝食は、たいてい各自が勝手にとります。
みなさんがホテルの朝食会場に行くと、上司はすでに食事をしていることが多いと思います。
あるいは、すでに食事を済ませ、コーヒーを飲みながらゆっくり新聞を読んでいることもあります。
問題は、そんな上司の姿を見たとき、上司と同じテーブルに座った方がよいのか、座らない方がよいかです。
「できる社員」はこんなとき、「おはようございます」と挨拶し、トレイを持って別のテーブルに座ります。
それは、ここで上司と同じテーブルに座ると、
食事を終わりかけているか、すでに終わっている上司に、自分が食事を終わるまで付き合わせることになると考えるからです。
朝食の時間くらい、上司に一人の時間を楽しんでもらいたいと考えるのです。
上司は、きっとそんな「できる社員」の気づかいを感じるでしょう。
少なくとも、さも当然とばかりに、上司が座っているテーブルにどかっと自分のトレイを置き、上司に話しかけながら食事をとる部下とは違う気づかいを感じます。
「できる社員」はビジネスマナーの本に書かれていることを、そのとおりには守りません。
その場その場の雰囲気を感じながら、自分で応用を加えていきます。
その典型がこの出張先での朝食の場面です。
なお、出張先での昼食や夕食は、上司と一緒にとってください。
それが「共に行動」であり、上司もコミュニケーションを求めているからです。
そえにより上司の一面を知ったり、親しくなることができます。
「出張で上司と一緒にご飯」の効果です。
綾小路 亜也
㉖ 「できる社員」は出張先で上司と一緒に朝食をとらない から
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