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理想のリーダー像の例文は? ー 部下を主語にし語ることも
2024.11.21更新
理想のリーダー像を昇進面接できかれたら、主語を部下にし語ることもできる。その方が受け手はイメージしやすい。
昇進面接の切り札にしてもらいたい。
『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』では、部下を主語にした自分がなりたいリーダー像の例文を挙げている。
「部下との向き合い方」をきかれた場合、多くの人は次のように答えるはずだ。
「部下の話をよく聞く」
「部下と一緒に行動する」
「部下と目標を共有する」
部下を主語にすると、次のように変わる。
「部下が話しやすい」
「部下が一緒に行動できる」
「部下が目標を共有できる」
それぞれの後ろに、「課長(部長)になりたい」という言葉を付けてもらいたい。
すると、どんな課長(部長)になりたいかを、部下を主語にして語ったことになる。
どちらが人の心をつかむだろうか?
管理職としての心構えをきかれているので、ほとんどの人は自分を主語にして答えるだろう。
だが、その答えは自分が一方的に宣言しているようにも見える。
それに対し、部下を主語にすると、部下が求める管理職になりたいことが伝わる。
このニュアンスの違いは、自分を中心にして部下のことを考えるか、部下を中心にして自分のことを考えるかの違いである。
組織は自分の気持ちだけでは回らない。
部下がどう思い、どう感じたかが問題だ。
部下を主語にすると、どのような上司だったら、話しやすいか、行動を共にしやすいか、目標を共有できるか見えてくる。
自分の未来の姿を、部下を主語にして考えてもらいたい。
すると、めざすリーダー像が見えてくる。
自分の未来像も語れる。
会社はその答えを求めているはずだ。
綾小路 亜也
自分の未来の姿を、部下を主語にして語る から要約
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