完璧でなくてもいいが、仕事は「完結」する

2024.03.31更新

 

「完璧でなくてもいい」と言われるが、仕事を「完結」することは大事だ。
「完結」には、物事がすっかり終わるという意味がある。この「すっかり終わる」という感覚が重要なのだ

 

 

それは、まとめ上げるということである。

このことを「結」の字が示している。

 

ビジネスでは書類を作成しただけでは仕事は終わったことにならない。

提出してはじめて終わる。

出張もそうだ。

出張を終えただけでは出張は終わっていない。書類をまとめ、報告して終わる。

 

 

そんなことから、ビジネスでは、自分のなかで仕事が終わっている状態が「完了」、

相手も仕事が終わっていると認めた状態が「完結」といったニュアンスがあるような気がしてならない。

 

 

仕事を「完結」するには、頼んだ人の視点に立って、仕事が終わったといえるのはどのような状態か考えなければならない。

 

提出して終わるのか、報告して終わるのか、メールを送って終わるかということである。

 

 

会社社会を見渡せば、一つの仕事を完結できない人ばかりだ。

 

その人たちは仕事のエンディングができないでいる。

その人たちの机の上には、提出できていない書類があちこちに散らばっている。

 

そんな状態のまま、新たな仕事に手を出す。だが、その仕事も完結できない。

 

このように仕事を進める人は、一つひとつの仕事が完結していないため、トラブルを招きやすい。

精神的負荷も大きく、周囲の評価や信頼も低い。いわば出世云々(うんぬん)以前の状態になってしまうのだ。

 

 

しかしこのように仕事を進める人には処方箋がなかった。

私はサラリーマンの本質(文芸社)のなかで、一つの仕事が終わる状態を「手離れ」と表現した。

まさに自分の手から仕事が離れる瞬間をイメージしたのだ。

 

「手離れ」という言葉を頭に刻み込むと、自分の手から仕事が離れる瞬間はどのような状態か、自分で考えることができる。

 

「手離れ」を意識すると、仕事は「完結」する。

 

綾小路 亜也

 

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出世で大事なこと5選 ①一つひとつの仕事を「完結」する から

 

 

「手離れ」は、NTTLS人材育成WEBの
「メンタルダウンを避けるためのデキル人の仕事術と上司の心得」
の中で紹介されています。

 

 

 

 

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