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カタカナ語は享受すべきか? ー そこに価値観の変化が

2026.02.10更新

 

カタカナ語に抵抗感を覚えても、享受した方がよいかもしれません。カタカナ語には今がどんな時代かがよく表れているからです。価値観の変化も読み取れます。

カタカナ語をよく使う人もいる

ところが、本などには「カタカナ語はあまり使わない方がよい」と書かれています。

カタカナ語を使わない方が、伝わりやすいからです。

しかし、なにかスッキリしないものがないでしょうか?

 

たとえば、会社でエリートと言われる人たちは、よくカタカナ語を使っています。

しかも彼らが使うカタカナ語は、なぜか自然なのです。

 

そんなことから、カタカナ語を使う人たちに、コンプレックスを抱いてしまうことがあります。

自分がカタカナ語を使う、使わないは別にして、カタカナ語を避けないことが必要なのです。

 

 

カタカナ語は今の時代を反映している?

 

今、使われているカタカナ語の代表例は、「パラダイム」です。

 

最近の本の冒頭には、「パラダイムシフト」という言葉がよく使われています。

このことから、著者は読者に「パラダイムシフト」を起こしてもらいたく、本を書いていることがわかります。

 

ベストセラーとなった人は話し方が9割(永松茂久 すばる舎)には、

「まずあなたにパラダイムシフトをしていただきたいことがあります。それは、『話し方において一番大切なことは、聞くことである』ということです」と書かれています。

 

 

9割捨てて10倍伝わる「要約力」(山口拓朗 日本実業出版社)の冒頭にも、

「『伝え方』で人生にパラダイムシフトを起こそう」と記載されています。

 

 

今の時代、「パラダイム」「パラダイムシフト」という言葉は、当たり前のように使われているのです。

 

考え方の枠組みは「パラダイム」であり、「枠組み」のことを「フレームワーク」といいます。

 

それゆえ最近の本を読むと、パラダイムとフレームワークが対になって登場し、パラダイムから脱するために「パラダイムシフト」という言葉が使われています。

 

 

パラダイムシフト?

 

「バイアス」という言葉も、最近よく使われます。

 

先入観、思い込みといった意味です。

この言葉は日常会話のなかに溶け込んでいるかもしれません。

 

ベストセラーになったFACTFULNESSも、人がもつバイアスを述べたものです。

バイアスは、物事を正しく見ることができない要素として使われているのです。

 

 

 

「パラダイム」「パラダイムシフト」「フレームワーク」「バイアス」を日本語に置き換えることはもちろん可能ですが、やはり、そのまま使用した方が自然な気がします。

 

パラダイムには、言外に「その人たちの」「私たちの」「その時代の」「世間の」などの言葉が背景にありますし、「パラダイムシフト」を、日本語に置き換えることは、ちょっと難しいかもしれません。

 

 

最近使われているカタカナ語に注意を払っていると、時代が要求する内容を含んだカタカナ語にも出会えます。

 

その一つは、最近使われ始めた「アナロジー」です。

「アナロジー」(analogy)は類推するということです。

 

この言葉を理解する格好の文章例が大前研一氏と前田裕二氏が書いた本に載っていたので紹介しておきます。
(線引きは私が行いました)

 

 

新・仕事力(大前研一 小学館新書)より

 

今は、ミシュランの星付きも含めて飲食店は軒並み危機的な状況に直面しているが、日本の料理人のイマジネーションや構想力とスキルがあれば、必ず生き残っていけるはずである。それは他の業種・業界にも共通するアナロジーなのだ。

 

 

メモの魔力(前田裕二 幻冬舎)より

 

アナロジーとは、一見無関係なものの間に何らかの共通点を見つけて、結びつける思考法です。身近で具体的な事例の特徴を探して、抽象化して、それをまた別の具体に当てはめるわけです。

 

 

大前氏は、日本の料理人のイマジネーションや構想力とスキルは他の分野にも応用できると言い、

前田氏は、ある事例から得た結果は、他の事例に当てはめることができるのではないか、そのためには具体的な事例から得たものを他に当てはめやすいように、抽象化する必要があると言っています。

 

すなわち、アナロジーとは、一つのことを他に当てはめられないか、考えることなのです。

 

 

他に当てはまらないか

 

みなさんには、カタカナ語を頭のなかで試してもらいたいと、思っています。

 

その結果、自分のなかで消化できたなら使ってもよいし、不自然なら使わなければよいのです。

しかし、いったん自分の頭のなかで反芻してみることが大事です。

 

そんなことを行っていると、カタカナ語をつかう人たちにもコンプレックスを抱かなくなり、堂々と彼らの話を聞き、話の内容を判断できます。

 

それは聞く側の自信となって現れます。

 

 

カタカナ語を使う人のなかには、「こんなカタカナ語知らないだろうな」という思惑をもちながら、話のなかに織り交ぜる人もいます。

 

しかし、カタカナ語を避けなければ、「そんなところでカタカナ語をつかう必要があるのか」「カタカナ語で逃げたな」といったようなことがわかってきます。

 

そのことが、聞く側の表情となって現れます。

この聞く側の自信といったものが、カタカナ語を使う人たちの脅威となるのです。

 

 

綾小路 亜也

 

エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術

時代の変化を感じるカタカナ語を反芻する から抜粋

 

 

 

 

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