なぜ70点でいいのか? ー 脱完璧主義の意味は

2026.01.12更新

 

上司は部下に「70点でいいから、早く提出しろ」と言います。部下はこの70点というレベルに悩むのです。

まず70点というレベルですが、参考になるのは、国家資格の合格基準です。

たいがい70点が合格ラインになっているからです。

つまり、70点は「だいたいできている」と認められ、合格をもらえレベルなのです。

 

 

では、なぜ上司は100点とは言わず、70点と言うのでしょう?

100点に越したことはありませんが、100点を目指すと、ものすごく時間と労力がかかってしまうからです。

それよりは、「だいたいできているレベル」で、先に進めと、上司は言いたいのです。

 

ビジネスは時間との勝負であり、先に進むことが、何よりも重視されるからです。

 

 

100点をめざすと、時間と労力が

 

しかし、「70点でいい」は、不完全でいいということではありません。

「完璧でなくてもいい」と言っているのです。

つまり、仕事自体は完了していることが条件なのです。

 

ここは、勘違いしやすい所ですが、不完全のままならば、それは仕事は完了していないことになります。

ビジネス社会の70点は、そういう意味ではないのです。

 

ここは、勘違いしやす所なので、コロナ後の「たった一つの出世の掟」は、「完結」という言葉を使っています。

 

「完結」とは、やり終えるということです。

すなわち、仕事は完璧でなくても、「完結」することが必要なのです。

 

だから、本当に仕事が「完結」したと言える状態かチェックすることが大事です。

ここでOKと言えるならば、その状態は合格ラインに達しています。

 

これが70点の目安なのです。

 

 

どんな場合も、「完結」することは必要

 

重要なことは、100点ー70点=30点分の使い道です

 

30点分、取引先や上司に早く書類を渡すことができたならば、その分、仕事が早く進みます。

修正が必要な場合でも、早く対処できます。

 

また30点分、違う仕事や新たな仕事に使うこともできます。

 

あるいは30点分、仕事を早く切り上げ、リフレッシュの時間に充当することもできます。

 

これが30点分の効果です

 

ということは、30点分をどう使うかというプランニングが伴わないと、単に「仕事は完璧でなくてもいい」といった寂しい結論で終わってしまいます。

 

綾小路 亜也

 

 

30点分、早く提出する

 

 

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