2023.04.04更新
上司には、酒やゴルフに誘う人とはべつに、取引先訪問に誘う部下がいる。
上司の同行回数を見てみると、その回数が圧倒的に多い部下と極端に少ない部下とに分かれる。
その理由には、取引先の重要性、上司の取引先への好き嫌い、部下の育成状況とも関係があるが、
それだけでは説明できないものがある。
そんな現象を見ると、上司には取引先訪問に誘いやすい部下とそうでない部下がいると考えてもいい。
上司から取引先訪問に誘われやすい部下は、自分の業務に上司を受けいれる雰囲気のようなものを持っている。
自分の業務に上司を受けいれるというと、至極当たり前のような気がするが、会社社会では、自分の担当している業務に、上司が介入することを嫌う部下はけっこう多い。
そんな雰囲気を上司は察知して、自分の担当業務への介入を嫌う部下の取引先には、あまり同行しない。
上司が取引先に同行することは大きな意味をある。
同行したことにより、上司は部下の業務を知るからだ。
また上司なりに気づくことも多い。
上司の気づきには「もっとこうした方がいい」ということもあるが、部下の日頃の苦労、一生懸命やっている姿にも気づく。
その結果、上司はたとえ部下に課題があったとしても、部下を肯定する気持ちを強く持つ。
上司がみなさんのよき理解者となり、応援者となったとき、上司から強いプッシュをもらえる。
そのプッシュは、抽象的ではなく、具体的な内容を織り込んだプッシュであることに特徴がある。
綾小路 亜也
『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』
酒やゴルフより、取引先訪問に誘われやすい人になる から
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