2024.11.18更新
仕事で打たれ強い人の特徴は、批判や反対に遭遇してもめげないことです。自分の姿勢を信じるから、耐えられるのです。
精神的にへこまない
「打たれ強い人」は出世への道を歩みます。
では、なぜ姿勢で押していくと、批判や反対に耐えられるのでしょう?
ちょっと会議の場面をイメージしてください。
あなたの報告に対していろいろな意見が出ます。
「そんな分析ではあまい」「それでは結果が出ない」などさまざまです。
そんな指摘や批判は当たっていると思えるだけに、落ち込むのです。
その批判や反対はどこに向けられているか?
しかし、よく考えてください。
それは課題に向かうあなたの姿勢に対する批判や反対ではなかったはずです。
批判のほとんどは、手段や方法に対して向けられたのです。
上司からの指摘も同じです。
つまり、自分に向けられたわけではないということです。
このことに、気づくか気づかないかです。
とは言っても、私もサラリーマン生活が長かったのでわかりますが、批判や反対を受けたとき、その矛先は自分の分析能力、洞察力、判断力などに向けられたと感じます。
だから、悩み、傷つくのです。
そうした側面もなくはありませんが、それならば、そのような能力を伸ばせばよいのです。
ただ、そう考えられるには、「自分の姿勢が否定されたわけではない」という支えが必要です。
「打たれ強い人」になるために、「気分転換を図る」など、さまざまな方法が紹介されています。
有効な方法とは思いますが、実際には、気分転換を図っているときでも、なかなか批判や反対を受けたことが頭から消え去りません。
それは矛先を自分に向けてしまっているからです。
ここを、「自分の姿勢が否定されたわけではない」と考えられると、批判や反対を消化することができます。
消化できれば、どのようなことを改善したらよいかと、ポジティブな気持ちにもなれます。
これができる人が、「打たれ強い人」です。
もうおわかりですよね。
批判されても、反対されても、自分の姿勢を信じ、前に進む人。
こんな人が出世しないわけがないのです。
綾小路 亜也
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