2025.03.29更新
ビジネスでは自己紹介が長いというだけで、嫌われます。自己中心的な人、妙にアピールする人と見られることが多いのです。
自己紹介で注目を浴びようとは思わずに、徐々に自分のことを知ってもらえばよいのです。
一部のビジネスマナーの本には「名前由来トーク」なるものが掲載されています。
そのことを語ることで、自分を印象づけたいからです。
たしかに難しい名字のときは、読み方は話しておいた方がよいでしょう。
自己紹介の究極は「名前だけでも覚えてもらう」ことだからです。
しかし、本にあるような、よくある名字の説明や、名前の由来などを、人は聞きたいと思うでしょうか?
試しに、自分の名前の由来を、ストップウォッチ片手に話してください。
とても30秒では収まらないはずです。
1分、いや、それ以上かかります。
そんな話を人に聞かせているのです。
自分をアピールする話も同様です。
ほとんどの人はそんな話を聞きたいとは思っていません。
それを聞く時間は、物理的にも、感覚的にも長いのです。
嫌われるという側面を掘り下げてみましょう。
それは、みんなの時間を奪っているということです。
自己紹介にはさまざまな場面がありますが、職場に配属されたときは、他の配属された人と一緒にみんなの前で行うことが多いと思います。
新入社員として入社したときも同じです。
そんなとき、自己紹介が長いと、他の自己紹介する人の時間を奪っているということにもなるし、自己紹介を聞く人の時間を奪っているということにもなります。
その結果、自分勝手な人だと思われてしまうのです。
さらに、その内容に自分を知ってもらうことが色濃く出ていたり、アピールに重点が置かれていた場合は、「妙に売り込む人」「変な人」というレッテルを貼ってしまいます。
つまり、自分をアピールする人は、自分のなかでは満足感を覚えるかもしれませんが、人の不快感にも通じているということを忘れています。
ビジネスマナーの本のなかには自己紹介にこだわる本があります。
その心は、自己紹介の場面から人に「差」をつけることです。
このことがよくわからないのです。
ビジネスマナーの本ならば、もっぱら「みんなの時間」に焦点が置かれるはずです。
それがマナーだからです。
それなのに、なぜアピール、売り込むという言葉が記載されているか、わからないのです。
自己紹介はその会社、その職場でのスタートにすぎません。
自己紹介の場で「差」が生まれるわけではありません。
これからの仕事振りやコミュニケーションで「差」が生まれるのです。
無理やり最初から「差」をつけようと思うと、逆効果になることは述べたとおりです。
自己紹介の記述については、ビジネスマナーの本だけではなく、ビジネス書に書かれていることも多いので、そんな箇所にぶつかったときは、目をとめてください。
ビジネス実務の長い人ほど、簡潔さを求めていることに気づくはずです。
それは実際に多くの人の自己紹介を見聞きしてきたからです。
綾小路 亜也
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