2026.01.28更新
仕事ができる上司についていけないのは、待ってくれないからです。それは、できると言われることと関係があります。最適の方法、解に早くたどり着くからです。

それゆえ、部下の仕事についても、とるべき方法や必要とする時間などがわかってしまいます。
その結果、「何をもたもたやっているんだ」という感情を覚え、部下の仕事に口を出したり、自分でやってしまいます。
部下の仕事を待てないのです。
たしかに自分が乗り出すと、仕事は上手く回ります。
しかし、そんな上司に部下はついていけません。
できる上司の頭には、たえず「自分ならば」という基準があります。
部下にも自分と同レベルの仕事のクオリティを求めているということです。
できる上司に仕えると、つらいのです。
できる上司には自分ならばという基準がある

しかし、できる上司が出世するとは限りません。
その理由の一つは、組織が大きくなったとき、部下の仕事にいちいち口を出すことが可能かということです。
この点について、『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』では、次のように述べています。
上の地位に昇進するということは、自分の手ではなく、部下の手を借りなければならないことを意味する。
これが出世を成し遂げた姿なのである。
そして、上の地位に進めば進むほど、さまざまな部下を持つことになる。
それは、自分とは違ったタイプの部下を持つということであり、自分とは違った仕事の進め方をする部下も受けいれなければならないということである
すなわち、部下の仕事を待てない上司は、出世後の姿を思い浮かべることが、できないのです。
今の出世では、出世後の姿が思い浮かべられるかが鍵

二つ目は、部下の感情の問題があります。
今の出世は、昇進候補者の上の人の評価だけでは決まりません。
さまざまな人の意見を聞いて決められます。
そんななかで部下からの評価はきわめて大事です。
部下は、できる上司の「できる」という部分は認めますが、人物を認めないということは、多いにあり得るのです。
三つ目は、会社は成果より、人物像を見ているからです。
できる上司は最適の方法、解に早くたどり着きます。
最適の方法、解にいち早くたどり着くということは、成果を出すことも得意だということです。
しかし、成果は短期的ですが、会社は長期的な視点を持っています。
誰とも上手くやれる、誰もがついていける人材を求めています。
そんな会社の視点を考えると、部下の仕事を待てない上司は、会社が思い描く人物像ではない可能性があるのです。
上司には、部下の仕事を「待つ」という動作が必要です。
「待つ」ことができれば、部下はついていけます。
綾小路 亜也
上司には「待つ」という動作が必要

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