2024.10.19更新
なぜ「取りかかりを早く」しなければならないのか? ビジネスでは「やった」か「やらなかった」をいつ問われるかわからないからだ。
私たちは信頼をとかく難しく考えるが、人は「やった」か、「やらなかった」かで、信頼を決めている。
このことは自分の身に置き換えればわかる。
私たちは会社を離れても、さまざまなお願いをしている。
「連絡して」「買ってきて」「書類を出しておいて」などだ。
そんな簡単なお願いでも、すぐにやってくれる人とやってくれない人がいる。
すぐにやってくれない人のことをどう思うだろうか?
「あてにはならない」と思うはずだ。
それは今後、頼りにしないということである。信頼できないということだ。
信頼にはもちろん内容的なものもあるが、それはずっとあとの話だ。
その前に、「やった」か、「やらなかった」かという信頼への入り口がある。
信頼の入り口は「やったか」「やらなかったか」
会社社会では、仕事を頼まれる人はどこまでも頼まれる。
なぜ頼まれるかといえば、すぐにやってくれるからだ。
一方、頼んだことにすぐに取りかからなかった人には、今後、仕事を頼もうとは思わない。
損をするのは自分だからだ。
上司の信頼も同じだ。
ビジネス書などを読むと、仕事の質のようなものを思い浮かべてしまうが、上司はすぐやる人に信頼を置く。
まずこのことがあり、そのなかで中身もシッカリしている人にさらなる信頼を置く。
上司の頭のなかはこんな構造になっている。
「やった」か、「やらなかった」かは、人を判断するときの最初の物差しになっている。
よい評価を得たいならば、難しいことを考える前に、まず頼まれたことをすぐやることだ。
そうすれば評価されるというきわめてシンプルな原則がある。
綾小路 亜也
出世で大事なこと5選 ②取りかかりを早く から
「取りかかりの早さ」は、NTTLS人材育成WEBの
「メンタルダウンを避けるためのデキル人の仕事術と上司の心得」の中で紹介されています。
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