「自分の将来像」を部下を主語にして語る ー どんな例か?

2024.04.29更新

 

部下を主語にして、自分の将来像を語ることができる。
昇進面接では「部下との向き合い方」をきかれることが多いが、自分がなりたいリーダー像を、部下を主語にして語るのだ。

その方が訴えかけるものがある。

昇進面接の切り札にしてもらいたい。

 

コロナ後の「たった一つの出世の掟」では、

部下を主語にした自分の将来像の例文を挙げた。

 

「部下との向き合い方」をきかれた場合、多くの人は次のように答えるはずだ。

 

「部下の話をよく聞く」

「部下と一緒に行動する」

「部下と目標を共有する」

 

部下を主語にすると、次のように変わる。

 

「部下話しやすい」

「部下一緒に行動できる」

「部下目標を共有できる」

 

それぞれの後ろに、「課長(部長)になりたい」という言葉を付けてもらいたい。

 

すると、どんな課長(部長)になりたいかを、部下を主語にして語ったことになる。

 

 

 

どちらが人の心をつかむだろうか?

 

管理職としての心構えをきかれているので、ほとんどの人は自分を主語にして答えるだろう。

だが、その答えは自分が一方的に宣言しているようにも見える。

 

それに対し、部下を主語にすると、部下が求める管理職になりたいことが伝わる。

 

このニュアンスの違いは、自分を中心にして部下のことを考えるか、部下を中心にして自分のことを考えるかの違いである。

 

 

組織は自分の気持ちだけでは回らない。

 

部下がどう思い、どう感じたかが問題だ。

 

部下を主語にすると、どのような上司だったら、話しやすいか、行動を共にしやすいか、目標を共有できるか見えてくる。

 

 

自分の未来の姿を、部下を主語にして考えてもらいたい。

すると、めざすリーダー像が見えてくる。

自分の未来像も語れる。

会社はその答えを求めているはずだ。

 

綾小路 亜也

 

 

コロナ後の「たった一つの出世の掟」

自分の未来の姿を、部下を主語にして語る から要約

 

 

 

 

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