2026.03.04更新
私たちは現場にいるから挫折を味わいます。一方、エリートは現場にいませんので、現場での挫折といったものを知りません。
言葉巧みなエリートに勝つ方法は?

しかし現場にこそ、会社が必要としている情報があります。
それは現場にいる自分しか知らない情報です。
この自分しか知らない情報で、エリートに勝つのです。
ところが現場にいる人は、自分しか知らない情報を話すことが、苦手です。
『エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術』では、次の例を挙げています。
新商品が発売になったとき、現場の人は本社から新商品の反響についてきかれること多くあります。
こんなときも現場の人は「好評です」、あるいは「反応が薄いです」と答えてしまいます。
好評かそうでないかは、店の売上を見ればすぐにわかることです。
「好評です」「反応が薄いです」には、現場にいて自分しか知らないことがまったく含まれていません。
このように答えられないでしょうか?
ご年配の人はご自身で操作を確認すると、お買い求めいただけることが多いです。
一方、若いご夫婦は商品の特徴などを店員にきき、納得されているようですが、結局、「検討します」と帰られます。
そんなことから、年代別に見た売り上げ構成は、50歳以上の方が2/3を占めています。
現場でしかわからない情報がある

このことは、現場にいる人にしかわからないことです。
こうした話を聞くと、新商品がユーザーにどう受けとめられているか、わかります。
新商品は「つかいやすさ」をアピールポイントにしたが、そのことが一定以上の年齢の人に刺さったのではないか。操作パネルの表示を見やすくしたことも功を奏したのではないか。一方、若い夫婦が購入に踏み切れないのは価格ではないだろうか。
こんなことが見えてきます。
その場にいる人にしかわからない情報は貴重なヒントを与えるのです。
会議でも、自分しか知らない情報を伝えることは、なかなか難しいです。
私はサラリーマン時代、営業部門に長く所属してきましたが、会議できかれることが多かったのは、用紙類やシステムなどの使い勝手についてでした。
特にフォームやシステムが変更されたときは、必ずといってよいほど質問されました。
そんなときも、同席していた営業部門のリーダーの多くは、単に「いいです」と答えてしまうのです。

なぜ現場の人は、自分が目にしたことや知ったことを、そのまま話さないのでしょうか?
その原因を、現場の人は本社の人に遠慮してしまうからだと、私は思い続けてきました。
私自身にもそんな傾向があったからです。
しかし、もう一つ原因があることに気づきました。
現場の人は表現しづらいものを避けてしまうということです。
自分が知ったことを表現することを、面倒に思ってしまうのです。
そう考えると、「好評です」「反応が薄いです」「いいです」といった答えがわかってきます。
現場の人には、ぜひここを乗り越えてください。
そのためには、丁寧なインプットを心掛けることです。
観察力を鋭くし、自分が見たり、聞いたり、感じ取ったものを、そのまま話すのです。
一番大切なことは、自分が知ったことをとにかく表現してみることです。
話し方の本に書かれていることを全部捨てても、まず、このことをやり遂げてください。
話し方にこだわっていると、自分の口で表現することを躊躇してしまいます。
その結果が、「好評です」「反応が薄いです」「いいです」という答えなのです。
会社社会で出世した人のこともお話ししておきます。
現場から抜擢される人は、自分が知った情報を表現できた人だったということです。
表現できた意見は、会社にとって、新鮮で有益だったからです。
綾小路 亜也
自分が知った情報を表現できる人は抜擢される
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