2025.03.08更新
女性を管理職に昇進させるとき、会社はどの部門の管理職も務まるかという観点で考えている。そのとき、判断基準になるのは「営業もできるか」ということだ。
「営業もできるか」を判断基準にしている理由は、営業は会社の中核業務だからだ。
対人折衝能力、目標への遂行能力を問うこともできる。
汎用性が高い業務だからである。
それゆえ、現在、業務部門や企画部門で活躍している女性が、営業に配属されるケースは多い。
会社は汎用性が高い人材かどうか見ているのだ。
ところが、営業は特定の職種を除き、未だ男社会の仕事というイメージが残っている。
実際にはそんなことはないが、女性が出世するには、営業=男社会の仕事という観念を払しょくしなければならないのだ。
営業もできるか?
ここで、一つ問題が浮上する。
女性の営業というと、いきなりスーパーセールウーマンに飛んでしまうことだ。
大多数を占める企業で働く営業女子のための、営業のやり方など紹介されることなどない。
考えなくてはならないことは、企業は女性の営業職に何を期待しているかということだ。
組織への貢献という観点で捉えてもらいたい。
個人の成果というより、その売り上げが組織の成果に結びついているかを見ているはずだ。
そう考えると、単発的な大きな成果より、日々の堅実な売り上げが大事なことに気づく。
また、既存顧客との関係の維持、発展も、立派な組織への貢献だ。
つまり、営業はけっして男社会の仕事ではないのだ。
自信をもって、「営業もできる」女性になって、出世をめざしてもらいたい。
売り上げの考え方、資源を見る目、営業女子のマインドの持ち方は、『企業で働く 営業女子が輝く35のヒント』を参考にしてください。
綾小路 亜也
組織に貢献しているか?
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