新社会人が頭に入れておくことは? ー 「守る情報」がある

2025.03.27更新

 

新社会人が頭に入れておくことは、ビジネスには「守る情報」があるということです。会社や取引先の情報、プライベートな情報です。

このことを頭に入っていると、重大な失敗を防げます。

 

まず、書類を紛失しない態勢を考えておくことです。

社会人になったら、ビジネスバッグに取引先などから受け取った書類を入れます。

このビジネスバッグから、手を離してはいけません。

 

それは、ビジネスバッグを電車の網棚に乗せ、置き忘れてしまった。床に置いたために、置き引きに遭ってしまったという痛い経験をしたビジネスマンが多くいるからです。

そのためには、ビジネスバッグを肌身離さず持ち歩くことです。

 

 

次に、社会人になったら、書類の管理が必要だということです。

ビジネスの現場では、たえず「渡した」「もらってない」という議論が絶えません。

受け渡し確認をシッカリ行うことが必要なのです。

 

また会社に戻った時は、すぐに取引先などから受け取った書類の確認を行うことです。

すると、受け取っていない書類がすぐにわかりますし、紛失した場合、どこで紛失したか特定できます。

 

不要になった書類をゴミ箱に入れることもNGです。

その書類に「情報」が含まれているからです。

 

 

ビジネスバッグから手を離さない

 

情報漏えいは口頭によっても起きることも、頭に入れておいた方がよいでしょう。

情報漏えいは、書類の紛失やデータの流出だけではないのです。

 

会社に入社すると、新社会人同士で電車に乗ったり、居酒屋などに行くことが多いと思います。

そんなときは、会社の話に花を咲かせます。

しかし、その話は他の人に聞かれていると覚悟しなければなりません。

そんなことから情報が漏れることも、また情報漏えいなのです。

 

 

その会話は聞かれている

 

以上のことを、社会人になる時に考えておくのです。

書類の紛失など、入社したての頃、よく起きるからです。

 

そのうえで、職場で取引先などから書類を受け取る方法、持ち帰ったあとの処理、書類の廃棄方法まで、腹に落ちるまで先輩や上司にきくとよいでしょう。

 

メールやFAXの送信方法のルールもしっかりと確認します。

 

知り得たお客さまなどのプライベートな情報を人に話さないことも、重要です。

また、人のプライバシーにつながる質問もしないことです。

 

 

情報漏えいが発生すると、情報漏えいを起こした人は大きなダメージを受けます。

会社や関係者に多大な迷惑をかけます。

情報漏えいが起きてからでは遅いのです。

新社会人は、情報の取り扱いについて、心の準備をしておくことが大事です。

 

綾小路 亜也

 

 

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