人に期待しすぎない「ほどほどの期待」とは? ー 自分が主語に

2024.11.01更新

 

人にまったく期待しないことは、現実には難しい。大事なことは期待しすぎないことだ。その方がうまくいくことが多い。コツはほどほどの期待をすることだ。

このことはサラリーマンが身をもって知ったことである。

 

「ほどほどの期待」とは、「上手く行けばいいな」くらいな感覚だ。

すると、どのように考えるだろうか?

他の選択肢も当たっておかなければならないと考えるのではないだろうか。

突き詰めれば、自分自身が一番頑張らなければならないと考えるようになる。

 

つまり、自分も努力し、他の選択肢も当たっているから、人に頼んだことは「そっちの線も上手く行けばいいな」と思うようになるのだ。

 

重要なことは、他の選択肢を当たることも、努力することも、自分が主語になっていることである。

 

つまり期待しすぎない方法は、自分を主語にして考えるということなのだ。

 

 

自分が主語になっているか?

 

私は長い間、サラリーマン社会で出世に苦戦している人を見てきた。

 

その人たちの多くは、人に期待した挙句に「力及ばず申し訳ない」のひと言で片づけられた。

 

そんな状態になると、次の打ち手がない。

結局、また人を頼ることになり、次回のタイミングも「力及ばず申し訳ない」で片づけられてしまう可能性が高い。

 

こんなことを繰り返すと、昇進適齢期が過ぎてしまう。

 

そんな危機を脱出するには、自分が主体的に動くことだ。

自分で出世のタイミングをつかむのだ。

 

 

私は、出世は、タイミングを「合わせる」「引き寄せる」「早める」「逃さない」で決まると、出世はタイミングで決まる!に書いたが、主語は全部、自分になっていることに注意いただきたい。

 

主語を自分にしたうえで、人にお願いしたことに、ほどほどの期待をするのだ。

 

綾小路 亜也

 

 

 

 

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