2026.09.04更新
今の出世は多くの人の意見を聞いて決められるので、敵を作らないことが大事です。敵を作ると、昇進選考の場に立ったとき、反対票を入れられてしまいます。

出世した人を指し、『「出世すぐさ」のすすめ』は次のように言います。
彼らが昇進選考の場に立ったとき、反対票を投じる人は誰もいなかった。
反対票を投じる人が誰もいなかったということが、彼らを出世させた。
彼らがとった「しぐさ」は誰からも好意的に受けとめられたのである。
敵を作らない人が出世するという現状を述べています。
ここで言う「しぐさ」とは、ちょっとした動作や身のこなしのことを言います。
この「しぐさ」を難しく考える必要はありません。
要は、人への「気づかい」「気くばり」です。
それが、自然な形で出たのが「しぐさ」なのです。
「振る舞い」と呼んでもよいかもしれません。
ところが、私たちは出世するために、どんな行動をとっているでしょうか?
まず、「できる人」を目指します。
そして人を押しのけてまで、自分の「できる」をアピールします。
それが、出世への道と信じているからです。
多くのビジネス書も、そのことを後押しします。
「できる人」になることはとても大事ですが、その結果、敵を作ってしまうのです。
「できる」をアピールすると?

今、私たちは出世の方法を根本的に見直さなければならなくなりました。
それは、出世とは、組織内部からの押し出す力だからです。
この点についても、『「出世すぐさ」のすすめ』の次の言葉を借りましょう。
出世は、組織内部の力学によって生まれる。
その人を「想起させるもの」が組織内でじわりじわりと浸透し、押し出すように生まれた力が出世である。
すなわち、出世には、その人を想起させるものと、押し出す力が必要だということです。
この押し出す力は、あなたと関わり合った人の目に見えない力です。
出世できない人には、この組織内部からの押し出す力がありません。
一方、敵を作らない人には、組織内部からの押し出す力があります。
敵を作らない人は出世するのです。
綾小路 亜也
出世への道、間違っていませんか? から
出世とは、内部からの押し出す力

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